冬の車内はとても寒いですよね。特に雪が積もるような極寒地で長時間過ごしたり寝泊まりするときは、寒さ対策しなければ命に関わることもあり得ます。今回はそのような寒さの厳しい場所でも快適に車内で過ごすのを助けてくれる防寒対策グッズを紹介していきます。
車の防寒対策グッズ選びのポイント
意外と知られていませんが、車内の防寒対策グッズには色々なものがあります。今回は3つにポイントを絞って紹介していきます。
- エンジンを止めても使える
- 持ち運びが楽
- 寝泊まり可能
- エンジンを止めても使える
エンジンがかかっていないと使えない暖房器具は、エンジン音やガソリンの消費を考慮しなくてはなりません。周囲に迷惑がかかるなど使えない場面も多く、コストパフォーマンスもそれほどよくはありません。その点、保湿性の非常に高いスリーピングバックや寒い外気を遮断するシェードなどは電源不要で重宝します。
持ち運びが楽
持ち運びが楽な防寒対策グッズは、非常に便利です。長く使っているとクリーニングしたりメンテナンスしたりと、何かと車外へ持ち運ぶことが多くなるものです。車を変えるときや別の場所で使いたいときも、持ち運びしやすいと負担が少ないですね。
寝泊まり可能
極寒地での車中泊に使える暖房器具の選択肢は、かなり少なくなります。睡眠時間が6~8時間と考えると、その間温度調整をせずとも暖かく、安全であるということが絶対条件となります。エンジンをかけ続けることも、コストを考えれば現実的ではないので、その点を考慮したアイテム選びを意識してみましょう。では、実際にアイテムを紹介していきましょう。
電気セラミックヒーターがおすすめ
寒い車内を暖かくする方法として、おすすめのアイテムが持ち運びも楽なコンパクトセラミックヒーターです。
電気ヒーターのメリット
車用のヒーターにはさまざまな種類がありますが、電気ヒーターのメリットは以下の点です。
- すぐに暖かくなる
- 空気を汚さない
- 火事になる危険が少ない
- 静か
- 温度調整ができる
電気ヒーターでおすすめのZEFFOのセラミックヒーターは、高速発熱PTC材質を用いていて、立ち上がりから5秒で暖かくなります。ガスを用いるヒーターと違って電気を使うので、一酸化炭素中毒の恐れもなく安心して使えるのも特徴のひとつです。また、防火素材を使い、傾きを検知して電源が自動オフになる機能も搭載しているので、寝ている時に倒してしまっても火事にはなりません。音も40dBと図書館の音と同じくらいの音量で、車の中でも気になりません。暖房力も【3段階切替】が可能で、送風(5W)、中温風(600W)、高温風 (950W)を選んで温度調節ができます。まさに車中の暖房器具として最適な設計です。購入後18ヶ月のアフターサービスが付いていて、万が一、商品に問題(仕様間違い、破損、汚れ、不良など)があった場合、注文番号と商品の状況をメールで連絡すれば、直接交換を対応してもらえるのも嬉しいですね。
電気ヒーターのデメリット
ただし、電気ヒーターなので電源が必要です。そう考えると、電源不要の灯油やガスで可動するファンヒーターの方がいいのでは?と考える人がいるかもしれません。しかしながら、そのようなファンヒーターは「一酸化炭素中毒」の恐れがあります。そのため、車での使用は基本的に奨励されておらず、車内で使用する際も警報機や換気扇を設置するなどの本格的な対策が必要になります。また、一酸化炭素は無臭で気が付かないため、車内で夜寝るときの使用は避けるべきでしょう。
そのような点から考えても、電気ヒーターを用意するほうがコスト面においても安全面においても正しい選択肢であるのは間違いないでしょう。
ポータブル電源
そこで、電気ヒーターの電源の確保についてはポータブル電源をお勧めします。ポータブル電源があると、スマホやPCも充電できてとても便利です。特に車の外にも持ち出せることが旅先などではとても役に立ちます。ポータブル電源選びでなによりも重視すべきなのは、こちらの点です。
- 持ち運びやすい
- ソーラー充電可能
- 大容量
- 長期保管可能
- 豊富な出力ポート
ポータブル電源は全ての動力のハブになるので妥協性したくないところ。上記の点を考慮した上でオススメなポータブル電源は『SmartTap ポータブル電源 PowerArQ』です。これを選べば間違いありません。
アイズのマルチシェード
冬の車内を暖かくするというと、車内を暖めることを考えがちですが、熱を逃がさないことや外からの冷気を入れないことも同じくらい大切です。そこでオススメなのが、『マルチシェード』です。車はガラス部分が多く、外気温の影響を大きく受けます。そこで、高い断熱性を持つマルチシェードを装着。窓からの冷気の侵入を防ぎ、車内の温度をキープしてくれます。アイズのマルチシェードは、熱効率を徹底的に考えられて作られています。車外側の側面はマルチシェード専用に作られた遮熱性を持つ補強材入りアルミ蒸着シートを使用し、夏の強い日差しの熱や紫外線を効率よく反射して、度重なる脱着にも耐える丈夫なシートになっています。
シートの裏側はミラー状で、車内からの放射熱を反射して、冬の車内温度の低下を抑えます。車内側は、風合いが良く、安全面にも配慮した難燃性フレンチパイル生地です。サイズも300車種に対応しているので、自分の車にあったものを選ぶことが可能です。電気も使わずに熱を保ち、冷気遮断するマルチシェードはコストパフォーマンスから見ても買わない手はありません。
まとめ「安全性を意識したグッズ選びを」
冬の車内を快適に過ごすアイテムはたくさんあり、さまざまな組み合わせがあります。しかしながら、車内でガスを使うような方法は一酸化炭素中毒になったり、実際に火を使うようなものは火事になったりと危険も潜んでいます。いかに暖かくなったとしても、身に危険が及んでは元も子もありません。車の防寒対策グッズを選ぶ際は安全性も十分に意識しましょう。