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フォルクスワーゲン「ゴルフ トゥーラン」など計3万6973台をリコール。制動灯・尾灯に不具合(令和3年2月18日)

自動車メーカー

フォルクスワーゲングループジャパンは2021年2月18日、「ゴルフ トゥーラン」などの6車種、計3万6973台の再リコールを国土交通省に届け出ました。このリコールの対象となるのは、2013年10月21日~2018年11月29日に輸入された「ゴルフ ヴァリアント1.4/103kW」「ゴルフ ヴァリアント1.2/77kW」「ゴルフR ヴァリアント2.0/206kW」「ゴルフ オールトラック1.8/132kW」「ゴルフ トゥーラン1.4/110kW」「ゴルフ トゥーランTDI/110kW」の計6車種です。

リコールの対象車種は、リアコンビネーションランプにおいてバルブを取り付けるバルブホルダーの材質が不適切なため、当該バルブホルダーがバルブの熱によって変形することがあり、それにより接触不良が発生すると警告灯が点灯し、最悪の場合、制動灯及び尾灯が点灯しなくなる恐れがあるということです。
フォルクスワーゲングループジャパンはこの不具合に対し、全車両リヤコンビネーションランプのバルブホルダーを対策品に交換し、制動灯および尾灯のバルブを新品に交換する改善措置を講じています。

この不具合は市場からの情報により発覚しました。報告されている不具合は2312件で、事故は起きていないとのことです。

車名/通称名型式対象車の車台番号対象車の輸入期間対象車の台数
VWゴルフヴァリアント1.4/103kWDBA-AUCHPWVWZZZAUZEP507255~WVWZZZAUZHP575570平成25年10月21日~平成29年4月13日11,161
VWゴルフヴァリアント1.2/77kWDBA-AUCJZWVWZZZAUZEP506921~WVWZZZAUZHP575364平成25年10月21日~平成29年4月21日10,343
ゴルフRヴァリアント2.0/206kWABA-AUCJXFWVWZZZAUZFP604531~WVWZZZAUZHP574497平成27年4月17日~平成29年3月8日1,006
ゴルフオールトラック1.8/132kWABA-AUCJSFWVWZZZAUZFP618855~WVWZZZAUZHP574590平成27年6月13日~平成29年3月8日2,110
ゴルフトゥーラン1.4/110 kWDBA-1TCZDWVGZZZ1TZGW503185~WVGZZZ1TZKW003055平成27年10月18日~平成30年11月29日11,625
ゴルフトゥーランTDI/110 kWLDA-1TDFGMS92S-100786~MS92S-1WVGZZZ1TZJW100639~WVGZZZ1TZKW003073平成30年6月13日~平成30年11月10日728
計6車種計6型式輸入期間の全体の範囲
平成25年10月21日~平成30年11月29日
計36,973台

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リコールとは

リコールとは、自動車の構造や装置、又は性能が自動車の安全上において、道路運送車両法の保安基準に適応しなくなるおそれがある状態、又は適応していない状態であることが発見され、その原因が設計又は製作の過程にある場合に、その旨を製造メーカーが国土交通大臣に届け出て、自ら自動車を回収し無料で修理する制度のことです。

リコール対象だったときはどうする?

自分の愛車がリコールの対象になった場合は、どのような問題が出るか分からないので、出来るだけ早く修理した方が良いでしょう。