夏休みと言えば、海水浴や花火大会、キャンプにバーベキューと様々な楽しいイベントが満載で、普段あまり自動車を運転しない方もドライブに出る事が非常に多くなります。皆様も夏休みの後半に向けて、様々な計画を立てている人も多いのではないでしょうか?
しかし、楽しい夏休みを満喫する為には、自動車の運転に細心の注意を払わなければいけません。特に、夏休みのレジャースポットとなると、普段は全く運転していない方が予測不能なドライビングをすることも少なくなく、交通事故のリスクが高くなるとも言われています。
また、夏休みは、子供たちが道路上で遊んでいる事も少なくなく、危うく交通事故を起こしてしまいそうになった…なんて経験をした人も非常に多い事でしょう。
そこで今回は、夏休みのドライブに潜む様々な危険をまとめてご紹介していきたいと思います。自動車の運転は普段から『交通事故を起こさない、遭わない』ために細心の注意を払う必要がありますが、夏休みなどの気が緩む時期は気構えを徹底することが重要です!
夏休みのドライブは危険がいっぱい!
記録的な暑さが各地で観測されている2018年の夏もいよいよ本番です。皆さんも夏休みやお盆休暇を利用して、帰省や観光、海水浴やキャンプなどと、夏ならではのレジャーを計画している人も多いのではないでしょうか?ただし、こういったレジャーに自動車で行くことを考えると、長距離運転も必要になるため、交通事故リスクの事を頭に入れておく必要があるでしょう。
実際に、夏休みの時期になると開放的な気分による油断や自動車の運転に慣れていないドライバーが長距離運転をすることも増加する為、交通事故リスクが高まる傾向にあると言われています。皆さんも、7月や8月に『夏の交通安全運動』が多くの自治体で行われている事はご存知でしょう。
それでは、夏のレジャーシーズンにはどのような交通事故リスクがあるのでしょうか?帰省や観光で自動車を運転する上で、チェックしておきたいポイントを以下にご紹介しておきましょう!
交通量が増加する為、事故リスクも増大
夏休みやお盆休暇を利用して、帰省や人気のレジャースポットに出かける人は非常に多いですね。この時期になると、新幹線などの乗車率も100%をゆうに超えてしまいますし、自動車で目的地に向かう人は高速道路の渋滞に悩まされる人も多いです。
数十キロメートルに及ぶ交通渋滞では、イライラすることもあるでしょうし、居眠りの可能性も高くなり、その分交通事故のリスクは高くなります。さらに、人気のレジャースポットに到着したとしても、自動車も歩行者も多く、交通事故に見舞われるリスクが非常に高くなるので注意が必要です。
運転に不慣れなドライバーが増加する
夏休みは、観光や帰省を目的にして、普段ほとんど自動車を運転しないドライバーがハンドルを握る機会が増えるのも特徴です。「自分は自動車の運転に慣れているから大丈夫!」と思っていたとしても、相手の操作ミスで交通事故に遭ってしまう可能性があるのです。
普段、自動車の運転はしないから心配…と言う方は特に安全運転を心がけるようにしましょう。「自分がスピードを出さないから周りに迷惑が…」等と考えて、無理に周囲に合わせようとするのは交通事故を引き起こす原因となります。あくまでも、安全を第一に考え、無理な運転はしないように心がけてください。また、熟練ドライバーは、こういった運転に不慣れなドライバーに気配りをしてあげる事が重要です。間違っても『煽り運転』等をすることはやめましょう。
尚、初めて訪れる行楽地などでは、道路事情が分からず交通事故に遭ってしまう可能性が高くなってしまいます。周囲の景色に目が行き、わき見運転で事故を起こしてしまったと言う事例は非常に多いので注意しましょう!
夏休みは子供の往来に注意!
夏休みは、帰省や観光での長距離運転や、見知らぬ土地での運転など、高速道路や観光地での交通事故リスクに注目が行きがちですが、注意が必要なのはそれだけではありません。毎日通勤などで使用している生活道路や一般道に関しても、夏休みの間は交通事故リスクが高くなると言っていいのです。
一般的に、7月中旬を過ぎると、小学校を始め、中学校や高等学校も一斉に夏休みがスタートします。その為、普段の通勤時間などであれば、人通りもほとんどない生活道路だとしても、夏休み中の子供たちが往来している可能性が高くなるのです。皆さんも子供の頃を思い出せば、夏休みに道路上で友達と遊んだ記憶はある事でしょう。したがって、普段は考えられない急な子供の飛び出しなど、交通事故リスクが高まっていますので細心の注意を払って運転を行いましょう。
急な天候の変化に注意
最後は、急な天候の変化による交通事故リスクです。近年、日本国内では、真夏になると必ずと言っていいほどゲリラ豪雨のニュースなどがTVでも放送されますね。特に今年の夏は、7月に西日本を襲った豪雨や、季節外れの台風上陸など、水害による自動車の水没が相次いでいます。
万が一、高速道路や山道等を走行中に、急な豪雨に見舞われてしまった場合、前方車両との車間距離は十分に取る、走行スピードを落とすなど安全運転を心がけましょう。近くに安全に停車できる場所がある場合には、雨の勢いが弱まるまで待つ等とすることが、あなたやあなたの家族を守る為必要になるのです。
まとめ
今回は、夏休み中のドライブに潜む、様々な交通事故リスクについてご紹介してきました。夏休みになると、帰省やレジャーなどで自動車を運転する機会が多くなる物ですが、本稿でご紹介したように、普段のドライブ中には無い危険が多く潜んでいるのです。せっかくの夏休みが、交通事故によって全く楽しめなくなってしまうなんてことがないように、安全運転を心がけるようにしましょう。
また、夏休みはお酒を飲む機会も増えると思いますが、絶対に飲酒運転はしてはいけませんよ!