PR

自分で進める廃車手続き!永久抹消登録申請書の書き方をご紹介します。

廃車

前回は『自分で進める廃車手続き!』シリーズとして、自動車の一時抹消登録を自分で行う場合に必要になる『一時抹消登録申請書(OCRシート)』の書き方についてご紹介しました。今回は、シリーズ第二弾として永久抹消登録時に必要になる『永久抹消登録申請書(OCRシート3号様式)』の書き方についてご紹介します。
自動車の廃車は、普段あまり体験する事もありませんし、ほとんどの方が書類の書き方など分からず、自分で廃車手続きを進めようと思った時には困ってしまう事でしょう。もちろん、廃車手続きは、ディーラー等に依頼して進める事も可能ですが、この場合には廃車代行手数料なども必要になります。したがって、こういった費用を削減する為、自分で廃車手続きを進めようと考える人もいるかもしれませんね!
そこで今回は、普通車の永久抹消登録を自分で進める場合を考えて、その時に必要になる書類やその書き方についてご紹介したいと思います。

高価買取

永久抹消登録とは

それでは最初に『永久抹消登録』とはどのような手続きなのか?という点からご紹介したいと思います。永久抹消登録は、その名前からも分かる通り「永久にその自動車の車籍を抹消する手続き」の事を指しています。この手続きを行った自動車は、二度と公道で走らせることが出来なくなります。
永久抹消登録は、基本的に自動車の『解体(スクラップ)』が前提になっており、ディーラー等に持ち込んでも中古車として売却できないような自動車に対して進める廃車手続きです。具体的には、ゲリラ豪雨や台風などでエンジンまで冠水した『冠水歴』のある自動車、年式が古く老朽化してもう走らない自動車、修理出来ないほど大破した事故車などがあげられるでしょう。このような場合は、中古車として買い手も付きませんし、廃車にするしかないのです。
永久抹消登録を行う事で、自動車税などの税金の支払いをストップすることが出来ますし、払い過ぎた税金がある場合は還付金を受け取る事も出来ます。ご自宅の敷地などに、使用していない自動車を放置しているといった場合、出来るだけ早く廃車手続きを進めると良いでしょう。

永久抹消登録に必要な書類

それでは、永久抹消登録を進めるにはどのような書類を準備しなければならないのか見ていきましょう。ここでは、普通車の永久抹消登録を進める場合に必要となる書類をご紹介しておきます。軽自動車の廃車手続きや、一時抹消登録を済ませた自動車の解体抹消に必要になる書類は下のボタンから確認してください。

  • 所有者の実印と印鑑証明(発行後3ヶ月以内)
  • 車検証
  • ナンバープレート(前後2枚)
  • 移動報告番号と解体通知日
  • リサイクル券
  • 自動車重量税還付申請書
  • マイナンバー
  • 手数料納付書
  • 自動車税・自動車取得税申告書
  • 永久抹消登録申請書

普通車の永久抹消登録を進めるには、上記の書類が必要になります。非常に多くの書類が必要になる為、集めるだけで一苦労ですね。因みに、普通車の廃車手続きは運輸支局、軽自動車の廃車手続きは軽自動車検査協会と、手続き機関が異なるので注意しましょう。

10万円以上の差が付くこともあります

永久抹消登録申請書(OCRシート3号様式)について

それでは最後に『永久抹消登録申請書(OCRシート3号様式)』の書き方をご紹介します。永久抹消登録申請書は、申請窓口で貰う事が出来ます。
事前に記入したものを用意しておきたいと思えば、国交省のサイトよりダウンロードすることも可能です。ただし、家庭用のインクジェットプリンターで印刷した書類が利用できない等の制約もありますので、国交省が示している『OCR申請書の印刷等に関する注意事項』をよく確認して作成しましょう。

永久抹消登録申請書(OCRシート3号様式)の書き方例

永久抹消登録申請書の記入は、以下の点に注意してご記入してください。運輸支局にも書き方例が置いています。

  1. 永久抹消登録申請書の最上部には、『永久抹消登録申請』の枠にチェックマークを入れます。
  2. 業務種別の欄『9』を、重量税還付申請の有無の欄には、廃車手続きの際に重量税の還付が無い場合『0』を記入します。
  3. 自動車登録番号の欄に、廃車する車両のナンバーを記入してください。
  4. 車体番号の欄は、車検証に記載されている車体番号の『下7桁』を記入します。
  5. 移動報告番号の欄は、自動車を解体した時に発行される移動報告番号を記入します。
  6. 所有者の欄には、自動車の所有者の氏名・住所を記入し、実印を押してください。
  7. 解体報告記録がなされた年月日には、自動車の解体時に業者から渡される『使用済自動車引取・証明書』に記載の該当する日付を記入してください。
  8. 自動車の永久抹消登録を行う陸運局の名称を記入し、その下に日付を記入します。

面倒な廃車手続きは廃車買取業者へ

ここまでは、自動車の永久抹消登録を自分で行う場合に必要になる書類や、その書類の書き方についてご紹介してきました。廃車手続きは、ほとんどの方が体験したことがないものですので、進め方すらあまりわからないと言う方が多い事でしょう。しかし、ディーラー等に廃車手続きを依頼すれば、少なくない費用が必要になってしまう為、何とか自分で行わなければ…等と考えて進める方も多い事でしょう。
ここで、知っておいてほしい事は、解体を前提とした永久抹消登録は『廃車買取業者』に依頼することがオススメという事です。廃車買取業者であれば、上述の様な面倒くさい廃車手続きを全て無料で代行してくれます。さらに、廃車にするしかないようなボロボロになった自動車であっても高価買取りまでしてくれるのです。廃車買取業者は、解体後の車両を鉄やアルミの資源として売却したり、まだ使用できるパーツをリサイクル出来る為、ボロボロになった自動車にも価値を見出してくれるのです。廃車手続きを自分で進めようと思えば、手間も時間もかかりますし、運輸支局まで遠ければ交通費などもバカになりません。こういったデメリットが全てなくなると考えると、廃車手続きの進め方は『廃車買取業者に依頼する』一択なのではないでしょうか?

まとめ

今回は、自動車の廃車手続きの中でも、普通車の永久抹消登録で必要になる永久抹消登録申請書(OCRシート3号様式)の書き方についてご紹介してきました。今回ご紹介した『永久抹消登録申請書(OCRシート3号様式)』は、ほとんどの方が初めて見たものかもしれませんね。自動車の廃車手続きは、一般の方であれば、人生で一度も体験することがない人も少なくなく、どのような書類が必要になるのか等、全く分からないという人の方が多いことでしょう。その為、いざ廃車手続きを自分で進めようと思った時には、書類の書き方が分からなくて、スムーズに廃車手続きが進まない…なんてことも珍しくありません。
一昔前であれば「廃車手続きはお金が掛かるし、節約のために自分でする!」という事も悪くありませんでしたが、廃車買取業者が出来た現在では、廃車手続きを自分で行うメリットなどはっきりと言うと一切ないでしょう。廃車買取業者であれば、面倒な廃車手続きが無料どころか、廃車にする自動車を買い取ってくれるため、お金まで貰えるのです。自動車の永久抹消登録が必要になった時には、廃車買取業者に依頼することが最もお得ですよ!

無料見積もり年中無休で査定