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過走行車は高く売れない!って聞くけど、そもそも過走行の基準って何?

廃車
3D rendering of a fast moving SUV in the city

長年大事に乗ってきた愛車であれば、昔から連れ添った相棒だからこその『愛着』がわきますよね。しかし、自動車という物は使用すればするほど徐々に劣化していくもので、いつか必ず手放すときがやってきます。

このような場合、手放すことに関しては仕方ないと考えるものですが、せっかくならば中古車として売却して、次のドライバーに乗り継いで欲しいと考える方も少なくないのではないでしょうか。しかし、自動車を中古車として売却する時には、どのような自動車であっても必ず買い取ってくれるという訳ではなく、自動車の状態によって希望するような査定価格が付かない事や、買取り自体を断られる事など、珍しい事ではありません。

これは、中古車販売業者が自動車を買い取る理由に関係しており、中古車販売業者は買い取った自動車が「再販できるのか?」という点を第一に中古車の査定を行うからです。そして、中古車としての査定の基準には様々な物があり、基本的に減点方式で査定されるのです。
そこで今回は、中古車を手放すことを考えた時、中古車の査定基準は何なのかといった事や自動車の走行距離についてご紹介したいと思います。

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中古車の査定基準をご紹介します

それでは愛車を中古車査定に出すときには、そもそもどういった査定基準があるのかについてご紹介しておきましょう。
自動車が査定される場合には、日本自動車査定協会が設定する『自動車の標準状態』と『査定を行う自動車の状態』を比較することにより査定価格が決められます。ただし、日本自動車査定協会が提唱する加点・減点法は、あくまでも公正な査定を広める為の基準として提唱されているもので、実際には査定士の経験則による減点法に偏った査定がなされているのが現状と言われています。
車種による『標準状態』の定義は以下の様な物があります。

  • 外装・内装は無傷である
  • エンジン・足回りは走行に支障なく良好であること
  • 車検の残り月数は3ヵ月以内とする
  • 走行キロ数は標準走行キロとする
  • タイヤの残り溝は1.6mm(スリップサイン)以上あること
  • その他、事故による修復歴、損傷減価要因、改造工作のないこと

基本的に上記の『標準状態』から加点・減点される仕組みになっています。加点・減点の区分についてはコチラをご参照ください。
以下で、どのように査定されるのか少しみてみましょう。

内装・外装の査定

外装については、傷や汚れを確認されることはもちろん、車体のカラーも査定基準に入ります。外装については傷や凹みが重要と思うかもしれませんが、実は『車体のカラー』は査定対象の中でもかなり重要です。これは、同じ年式・モデルの自動車であっても、人気カラーの自動車の方が、買い手が付きやすいため査定額が高くなる為です。
もちろん、車体の傷・凹み、ライトやアンテナの破損などもしっかり確認はされますよ。
内装に関しては、基本的にシートなどの汚れが大きなポイントです。自動車は綺麗に乗っているつもりでも汚れが溜まっている部分等は意外と多く、交換が必要と判断された場合、大幅に査定額が下がります。また、タバコや動物の匂いが車内にしみついている等となると、マイナス評価となります。

走行距離の査定

一般的な生活をしている方の、平均的な自動車の年間走行距離は『軽自動車:約8000km』『普通車:約10000km』だと言われています。その為、自動車の年式と総走行距離から算出した年間走行距離が、上述の平均を下回っている場合、高評価になると言われます。例を挙げると、普通車の場合「5年経った自動車で走行距離が5万km以下であれば加点、逆に6万km以上なら減点」といった感じです。
ただし、走行距離が少ないと言っても、自動車を全く作動させていない為、機械系統に不具合が出ているといった場合、査定額は下がります。走行距離が少ないと絶対に高額査定になると勘違いしないようにしましょう。

中古車としての査定は、上記の様な形で行われ、他にもエンジン回りから異音が出ていないか、オイルやプラグの状態は正常か、修復歴車ではないかなど丁寧に確認されます。

過走行と言われる自動車ってどんなの?

それでは、『過走行車』と言われる自動車はどのような物かをご紹介しましょう。答えからご紹介しますが、走行距離が10万kmを超える自動車が過走行車と言われます。皆さんも一度は聞いたことがあるかもしれませんね。
この過走行車が特別視され、中古車査定にも大きく影響する理由には、10万km以上走行すると「エンジンや各種部品の耐久性が落ちる」と言われている点にあります。実際には、定期的にオイル交換を行うなど点検・整備をしっかりと行い、無茶な運転をしていないような自動車であれば10万km以上走行していたとしても、問題なく動作することがほとんどです。例えば、街中でよく見かけるタクシーなどであれば、10年間の使用で20万km以上の走行距離になっている等は当たり前にある事です。
しかし、中古車査定の事を考えると、走行距離10万kmを境に査定価格が大きく変わってくるので、下取りでの乗り換え等を考えているのであれば、走行距離10万kmは意識しておいた方が良いでしょう。

売却を考えた場合の走行距離について

自動車の売却を考えた場合には、その自動車の走行距離はとても重要な査定ポイントの一つと言えるでしょう。もちろん、走行距離が10万km以上となると買い取ってもらえなくなるなど、走行距離を基準とした買取り限界などはありませんが、査定額は大きく変動します。
一般的には、「走行距離5万km」と「走行距離10万km」で大きく査定価格が変わってくると言われている為、売却を考えた時の為に一つの目安として覚えておきましょう。ただし、上述したように走行距離が少なくても、その他の査定基準で減点があれば、納得のいくような査定額が出ない事もあるので注意が必要です。

査定額に納得がいかない場合は廃車買取業者に!

ここまでは、中古車の査定基準や、査定基準の重要ポイントとされる自動車の走行距離についてご紹介してきました。自動車の売却を考えた時には、上記の様な査定基準で査定額が算出され、必ずしも納得のいくような査定額が付くとは言えません。また、自動車の状態によっては『査定額0円』といったように買取り自体を拒否されるなんてことも珍しい事とではありません。
こういった自動車の場合には『廃車買取業者』に相談してみる事をオススメします。廃車買取業者は、あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、要は廃車になるようなボロボロの自動車でも買い取ってくれる業者です。廃車買取業者は、解体した後の車両を鉄やアルミなどの資源として売却したり、まだ使用できるパーツをリサイクルしたり出来る為、動かない自動車だとしても買い取ってくれるのです。
中古車販売店などは、上述したように、その自動車を『再販』することが目的のため「買い手が付くのか?」という事が非常に重要になります。しかし、廃車買取業者は、中古車として再販するのではなく、あくまでも『資源』としてその自動車の価値を査定してくれるのです。この違いにより、中古車として価値がない自動車でも、予想外に高額な査定金額がつく事もあるのです。

まとめ

今回は、長年使用した愛車を中古車として売却する時の査定基準や、その重要項目である走行距離についてご紹介しました。
中古車として売却する時には、あくまでもその自動車に「買い手が付くのか?」という事が非常に重要になってきます。その為、自動車の乗り換えなどを考えた場合には、走行距離を一つのポイントとして乗り換え時期を決める等とした方が、有利に事が進むのではないでしょうか?
また、時には上述したように下取り査定に出したとしても『査定額0円』等となる事も珍しい事ではありません。その場合、新しく自動車を購入するのであれば、無料で自動車を廃車してくれる事もあります。しかし、次の自動車の購入を考えていない時には、自動車の処分費用が必要になる事でしょう。このような場合には、廃車買取業者に相談した方が絶対にお得なので、『廃車買取業者』の存在を覚えておきましょう!

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