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廃車手続き費用をお得に済ませる裏技紹介!

廃車

高価買取

いつかは来る、愛車との別れ

車の寿命は約10年と言われています。

車種や手入れの仕方や走行距離によって寿命はまちまちですが、永久に使える車は存在しません。そのため、どのような車にも別れのときはやってきます。

車とのお別れ、つまり「廃車」ですね。廃車とは車を解体(スクラップ)にすることだけではなく、車を登録抹消することも指します。

この廃車の際に、必要な費用・手続きのことを知らないと、いざ廃車になったときに必要以上にお金をかけてしまうことにもなりかねません。

今回は廃車の手順を踏まえながら、廃車にかかる費用を安く抑える裏技をご紹介します。

そもそも廃車ってどのようにするの?

廃車するためには、陸運局で廃車手続きを行う必要があります。

しかし、廃車したいと思ったからと、すぐに手続きできるわけではありません。

陸運局で廃車手続きを行う前に、車を解体しなければいけません。解体していない車の廃車手続きを行い、その車が公道を走るようなことになればいろいろと困りますよね。

車を解体するためには、解体してくれる工場まで車を運ばなければいけませんので、場所などを前もって調べておきましょう。

無事に解体が済み、業者から解体通知を受けて15日以内に陸運局に行くと永久抹消登録を行うことができ、廃車完了です。廃車の手続きをする際には必ず「解体報告記録」を持って行きます。解体報告記録とは、解体業者から受ける解体の報告です。

廃車にどれくらいお金がかかるのか

いま説明した廃車の手順をおさえながら、実際にどのくらいお金がかかるのかを説明していきます。

まずは車をスクラップする段階です。車が走行不能の場合は、スクラップをする場所まで車を運んでいかなければいけません。

その場合は車を運ぶためのレッカー代がかかります。レッカー代は車の大きさや距離によっても異なりますが、1万円くらいと考えておいていいでしょう。

それから、スクラップをお願いするにもお金がかかります。これも依頼する業者などによって変わりますが、1~2万円でみておきましょう。

あとはリサイクル料金です。リサイクル料金は、簡単に言うと自動車の所有者が払わなければいけないゴミの処分費用です。これは、自治体の許可を受けて解体を行う業者に直接払います。

ただ、2005年以降に新車として購入した車は、購入時にリサイクル料金をすでに支払っています。その場合は、廃車のときには別途支払う必要がありません。

リサイクル料金は車種やグレードによって異なりますが、6千円〜1万8千円くらいと考えておくと良いでしょう。

さて、ここまでの金額をまとめると、ざっと廃車にかかる費用は以下のようになります。

レッカー代 約1万円
スクラップ代 約1~2万円
リサイクル代 6千円〜1万8千円
場合によっては5万円近くにもなり、決して安くはないですね。

廃車時に還付されるお金

実は、廃車時には戻ってくるお金というものがあります。自動車税還付金と保険会社の還付金です。

自動車税還付金とは、廃車後、廃車した翌月から翌3月までの自動車税を還付する制度です。つまり一回支払った自動車税が、廃車で不要になったので返してもらえるということです。

また、任意保険においても、同じように還付金がもらえる場合があります。こちらについては諸条件などが保険会社によって異なる場合がありますので、詳しくは保険会社に聞いていみましょう。

廃車手続き費用をお得に済ませる裏技

廃車手続費用をお得に済ませるには、とにかく廃車する車を高く売ること。出費になるはずが一転、収入になるのはお得ですよね。

では、実際どのように高く売ったら良いのでしょうか?

実は廃車を高く買い取ってくれる業者を探す「コツ」があります。それは、「海外に複数販売ルートがある廃車買取業者に売る」ということです。
廃車の中でまだ使えると判断されたものは、少し修理するなどして海外に転売されることがあります。日本では全く売れないような車でも、海外向けに売れることがよくあります。

そのため、海外に販売ルートがある業者に車を売れば、たとえ状態の良くない車であったとしても、業者は廃車の手続費用をペイするくらいの値段で販売できるようです。

ここでポイントなのは一箇所だけではなく、海外に「複数」販売ルートを持っている業者を選ぶこと。

海外への自動車輸出は景気によって波があります。A国はいま景気が良くなくて車が全然売れないけど、逆にB国は景気がよくなってきてバンバン車が売れる。そのようなことも珍しくないのです。

ですから、複数の国へ輸出を行っている業者に依頼するとで、安定した価格を期待できます。

また、業者は「廃車買取専門業者」を選びましょう。

廃車買取専門業者は廃車を買い取ってくれるだけでなく、廃車の手続きをすべて代行してくれるところも数多くあります。

廃車手続きにお金を掛けずに手軽に済ませたいのであれば、手続きまで一括でお願いできる企業に頼めばメリットも大きいはずです。

まとめ「手間もお金と考えよう」

廃車にかかる費用について説明してきましたが、意外と忘れがちなのが「手間をお金と考える」ことです。

実際に支払う金額だけを見て全体のコストとすることが多いのですが、手間も立派なコストです。

そのため、実費額が安くなる高くなるだけで判断せずに、自分の手間もコストと位置づけて、ベストな方法を選択しましょう。