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自動車には消耗品がたくさん!それぞれのメンテナンススパンをまとめてご紹介します!

お手入れ&カスタム

今回は、自動車を所有するのであれば絶対に欠かすことのできない消耗品のメンテナンスに関してご紹介していきたいと思います。
皆さんは、欠かさずに自動車のメンテナンスは行っているでしょうか?定期的に洗車程度ならしているけど…という人は多いかもしれませんが、オイル交換やタイヤの交換、ブレーキパッドの交換など、日々の点検・メンテナンスを欠かさずに行っていると言う人は少ないのかもしれませんね。
しかし、忘れてはいけないのが、自動車は『消耗品の塊』だという事です。自動車には、上述したような部品以外にも、様々な消耗品が使用されている為、購入後一切のメンテナンスや部品交換を行わずに使用し続けるなど不可能な事です。そのような自動車の扱いをしてしまうと、すぐに問題が発生し自動車を使用できなくなってしまう事でしょう。
そこで今回は、定期的にメンテナンスの必要がある自動車部品について、そのメンテナンススパンやメンテナンス方法をご紹介していきたいと思います。自動車のメンテナンスを怠ると、重大事故につながる事もあり、ドライバーだけでなく関係のない第三者まで危険にさらしてしまう可能性があるのです!

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頻繁にメンテナンスが必要な部分

エンジンオイル

それではまず、比較的メンテナンススパンが短めな部品からご紹介していきましょう。

消耗品部品名交換の目安
エンジンオイル都市部:7,500km又は6か月
郊外:15,000km又は1年
オイルフィルター1年毎
ブレーキパッドパッド残量が3mm~5mmで検討
(2mm以下は即交換)
バッテリー2年~4年毎
ウインドウォッシャー液タンク残量が減っていたら
(1カ月毎にチェック)
ワイパーブレード1年又は10,000km
ブレーキフルード車検毎
冷却水通常のLLC:車検毎
スーパーLLC:初回7年又は16万km、2回目以降4年又は8万km

上記の『部品交換の目安』はあくまでも目安ですので、自動車の運用方法によって前後する場合があります。それではそれぞれの部品について少し詳しく見てみましょう。

エンジンオイルやオイルフィルターの交換

エンジンオイルは、定期的に交換する必要があるという事は皆さんも知っていますね。エンジンオイルは、走行することによって少しずつ汚れてしまうのです。そして、エンジンオイルが汚れているのに、そのまま走行を続けてしまうと最悪の場合エンジンが焼き付いてしまうなど、致命的な故障につながります。エンジンオイルは、3000kmごとの交換が良いと言われ、筆者も初めて自動車を購入した時には、販売店の人に3000kmに1回交換しましょうと言われた記憶があります。最低でも上の表に記載のスパンでは交換しましょう。オイルフィルターに関しては、以前記事にまとめていますので、そちらをご参照ください。

ブレーキパッドの交換

ブレーキは、自動車が安全走行する為には欠かせない部品です。この部分の劣化は重大事故に直結しますので、メンテナンスは欠かせません。ブレーキパッドは、上の表以外にもブレーキを踏んだ時に「キーキー」と音が鳴るようになったら交換などと判断してもいいでしょう。

バッテリーの交換

自動車の『バッテリー上がり』は、自動車トラブルの中でも特に多いトラブルの一つです。上の表の交換目安以外にも、定期的にバッテリー液が減っていないかなども確認しておきましょう。

ワイパー・ウォッシャー液の交換

ウォッシャー液やワイパーブレードの交換は、直接走行能力に関係がないためメンテナンスを怠っていると言う人が少なくありません。しかし、安全走行を行うには『視界の確保』は必要不可欠です。ウォッシャー液は自然蒸発も考えられますので、1ヵ月に1回程度は残量の確認もしておきましょう。

ブレーキフルードの交換

ブレーキフルードとは、所謂ブレーキオイルの事です。ブレーキオイルは、自動車を使用すると徐々に減少していきますし、汚れていきます。このままの状態で走行してしまうと、ブレーキの効きが悪くなり重大事故を引き起こす可能性があります。また、湿気を取り込み、金属部品を錆びさせてしまう等も考えられますので定期的に交換しましょう。

冷却水の交換

冷却水とはその名前からわかるように、エンジンを冷やす役割を持っているものです。冷却水が不足してしまうと、エンジンを冷やすことが出来ず、オーバーヒートを引き起こすなど致命的な故障につながる場合があります。オーバーヒートが起こってしまうと、非常に高額な修理が必要になってしまう為、冷却水が減っていないか3ヶ月に1度程度は確認しましょう。

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メンテナンススパンが長めな部品

タイヤ

次は、上記のアイテムほど頻繁なメンテナンスは必要ありませんが、定期的に交換が必要になる消耗品についてです。

消耗品部品名交換の目安
タイヤ残り溝が2mm~3mm
(1.6mm以下は必ず交換)
サスペンションブッシュ:10万km
ショックアブソーバー:4万km
ATフルード2~3万km
ブレーキキャリパー10年又は10万km
ブレーキローター10万km
オルタネーター15万km
タイミングベルト10年又は10万km
ヘッドライトHID:1,500時間~2,000時間
ハロゲン:400~500時間
エアクリーナー5万km

タイヤの交換

タイヤが消耗品なのは誰もが分かりますね。走行すると自然と擦り減っていきますので、グリップ力が低下し、制動距離が伸びたりスリップの可能性が高くなってしまいます。したがって、タイヤの溝の深さは定期的に点検しましょう。また、タイヤの空気圧や、ひび割れの有無などもきちんとチェックしましょう。

サスペンションの交換

サスペンションは、走行時に路面からの衝撃を吸収する役割を持っており、乗り心地に直結する部品です。上述の交換目安以外にも、自動車の乗り心地が悪くなってきた等といった場合は交換した方が良いでしょう。

ATフルードの交換

ATフルードは、トランスミッションが正常に動作する為には必要不可欠なオイルです。これが劣化してしまうと、シフトチェンジの反応が悪くなってしまったり、最悪の場合、走行不能になってしまう事もあります。近年では、自動車の性能も上がっており、10万km程度でも不具合が出ないと言われていますが、長く自動車を使用するのであれば最低でも5万kmで交換することをお勧めします。

ブレーキキャリパー・ブレーキローターの交換

どちらもブレーキの効きに直結する問題ですので、いずれ交換が必要になります。ブレーキの効きが悪くなってきたな…と思った時には、早急に整備工場などで点検してもらいましょう。

タイミングベルトの交換

タイミングベルトが劣化して切れてしまうと、エンジンがかからなくなります。さらに、走行中にタイミングベルトが切れてしまうと、エンジンのピストンやバルブまで損傷する可能性が高く、エンジンまで壊れて修理費用が高額になってしまう場合があります。基本的には、10万kmの交換をメーカーが推奨していますが、重大な故障につながる可能性がある部分ですので、少し早めの交換を心がけると良いでしょう。

まとめ

今回は、自動車の部品に関して、そのメンテナンススパンや部品の詳細についてご紹介しました。本稿でもご紹介しているように、自動車には本当に多くの消耗品が使用されている為、購入したら廃車にするまでメンテナンスが不要なんてことは絶対にありません。
これらのメンテナンスを怠ってしまうと、早々に自動車が故障してしまうだけでなく、第三者の命まで危険にさらす重大事故につながる危険性があるので、自動車のメンテナンスは欠かさずに行うようにしましょう!

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