日産のスカイラインは、日産を代表するプレミアムセダンといわれているクルマです。
日産スカイラインは2019年夏発売のモデルからプロパイロット2.0を標準搭載することを決定しました。
この日産スカイラインに搭載される運転支援システム「プロパイロット2.0」とは、どのようなシステムになっているのでしょうか。実はプロパイロット2.0は日産の技術がふんだんに詰まっており、日産の最高傑作と言っても過言ではない先進性の高いシステムとなっています。
プロパイロット2.0の評価
プロパイロット2.0は、その先進性がとても高く評価された結果以下の賞を受賞しています。
- テクノロジーオブザイヤー 受賞
- 日本カー・オブ・ザ・イヤー イノベーション部門賞 受賞
- 日本自動車殿堂 カーテクノロジーオブザイヤー
今回は、そんな魅力的なシステムも標準搭載されているスカイラインについて、詳しくご紹介します。
新型スカイラインの特徴
新型スカイラインには、歴代すべてのスカイラインを追い越し、先頭を走り抜けていくいくつもの特徴を兼ね備えています。まず初めに、新型スカイラインの特徴について詳しくご紹介いたします。
先進運転支援技術プロパイロット2.0搭載
新型スカイラインには、世界初であるプロパイロット2.0が搭載されています。
また、ハイブリット車にはプロパイロット2.0が標準装備となっているのも大きな魅力ではないでしょうか。
プロパイロット2.0は運転支援システムであり、高速道路における安全運転をサポートする技術です。プロパイロット2.0については、下記で詳しくご紹介しております。
※プロパイロット2.0は、運転支援システムであり自動で運転する装置ではありません。
3 .0L V6ツインターボエンジン搭載
新型スカイラインには、スカイライン史上最強である3 .0L V6ツインターボエンジンが搭載された新グレードのスカイライン400Rが設定されました。
この3 .0L V6ツインターボエンジンは、新型スカイライン400R専用に生産されており、ターボの過給性能を極限まで高め、歴代のスカイラインのなかで最高出力である400PSの実現を可能としました。
新型スカイライン400R専用装備であるターボ回転センサー、日産国内初である水冷式インタークーラー、可変動弁システムである電動VTCシステムなどの、最新の高性能ターボエンジンにふさわしい最新テクノロジーが集まっています。
3.5L V6エンジンVQ35HR搭載
新型スカイラインのハイブリット車には、3.5L V6エンジンVQ35HRが搭載されています。このVQ35HR型エンジンは、日産自動車によって製造されているV型6気筒エンジンです。
また、今回の新型スカイラインでは、すべてのモデルが300PSを超えているというのも大きな特徴となっています。
IDS(インテリジェントダイナミックサスペンション)の搭載
新型スカイラインには、IDS(インテリジェントダイナミックサスペンション)が新採用されています。
IDS(インテリジェントダイナミックサスペンション)とは、走行シーンに合わせて車体の挙動を安定させることにより、優れた操縦安定性と快適な乗り心地を実現しています。運転性能をあげるために搭載されたIDSは、新型スカイラインハイブリットモデルには搭載されていません。
日産初!NissanConnectサービス
新型スカイラインには、スカイライン用NissanConnectサービスが存在します。
NissanConnectサービスとは、快適で安心なドライブで生活を豊かにするサービスです。
NissanConnectサービスは、日産オリジナルナビに搭載された通信機能など専用の通信ユニットや対応携帯電話などで情報センターに接続することで利用することが可能となっています。以下の4つが主なサービスとして提供されます。
- More Fun
- More Convenient
- More Intelligent
- More Secure
新型スカイラインはデザインにも注目
新型スカイラインの外装は、フロントに日産ブランドの特徴である「Vモーショングリル」が採用。
リアには、スカイラインのアイコンである「丸目4灯リアコンビネーションランプ」が採用。
日産新型スカイラインのデザインは、先進的でありながらもスカイラインらしいデザインとなっています。
ボディカラーには新たに「カーマインレッド」が追加され、この新色「カーマインレッド」は多くの注目を集めているようです。
内装面では、ハイブリッド車には日産国内初採用のカラーヘッドアップディスプレイや、7インチの大画面アドバンスドライブアシストディスプレイなど、プロパイロット2.0の専用装備が採用されています。
デザイン性が高く歴代のスカイラインよりもさらにランクアップされていると、新型スカイラインはデザイン面でも評価を得ているようです。
プロパイロット2.0のシステムの3つの機能
プロパイロット2.0のシステムには、以下の3つの機能が備えられています。
- 車速・車間制御機能
- 車線維持機能
- 車線変更支援機能
この3つの機能について詳しくご紹介したいと思います。
※システムの性能には限界があります。
※歩行者や自転車、工事用のパイロンなどの車両以外のものに反応しません。
※運転者は常に前方の状況に注意し、必要に応じてブレーキやハンドルを操作が必要です。
1、車速・車間制御機能
- 先行車を検出していない場合、運転者が設定した車速を維持するように制御
- 先行車を検出している場合、運転者が設定した車速を上限に、車速に応じた車間距離を保つように制御
- 前方カーブがあるとき、カーブの大きさに応じて減速
- 標識検知機能によりm検出した速度を設定車速にすることが可能
2、車線維持機能
- 車線中央付近を走行するように、ステアリングを制御し、ドライバーのハンドル操作を支援
- ドライバーが常に前方に注意し、道路・交通・自車の状況に応じて、ただちにハンドルを確実に操作できる状態にある限りにおいては、ハンドルから手を離すことが可能
3、車線変更支援機能
- ドライバーが方向指示器を作動させるとステアリングを制御し、車線変更に必要なハンドル操作を支援
新型スカイラインの各グレード
新型スカイラインには、3つのグレードが設定されています。
- ハイブリットモデル
- V6 TURBOモデル
- 400Rモデル
新型スカイラインに設定されているグレードを、グレード別に詳しくご紹介いたします。
ハイブリットモデル
新型スカイラインハイブリットは、手放しが可能な運転支援技術の「プロパイロット2.0」を搭載されているモデルとなっています。
ハイブリットモデルには、FRと4WDがラインアップされています。
V6 TURBOモデル
新型スカイラインV6 TURBOは、「3.0L V6ツインターボエンジン」が新たに搭載されているモデルとなっています。
この3.0L V6ツインターボエンジンは、日産の最新エンジンです。
400Rモデル
新型スカイライン400Rは、専用チューニングを施しスカイライン史上最高の400馬力を実現したモデルとなっています。
新型スカイライン400Rモデルは、各グレードのなかでも圧倒的な人気を誇っているようです。
日産新型スカイラインのライバル車
人気や評価の高い日産スカイラインだからこそ、ライバルといわれている車種がいくつも存在します。
そんな日産スカイラインのライバル車について、各車種の特徴と一緒に見ていきましょう。
トヨタ クラウン
発売当初から絶大な人気を誇っており、2018年6月のモデルチェンジで登場した15代目クラウンでは、さらに人気が沸騰している新型クラウンはスカイラインの最大のライバルとも言われています。最新型15代目クラウンは、今までのメインユーザー層と比べ30~40代の比較的若い層向けも踏まえて生まれ変わりが図られています。
「初代コネクティッドカー」を標榜しているというのも、15代目クラウンの大きな特徴ではないでしょうか。
レクサス IS
初代レクサスISは、日本ではアルテッツァとして販売が行われていました。
レクサスISの現行モデルは2013年から販売が開始されている3代目になります。俊敏な走りと乗り心地の良さがレクサスISの人気の理由ともなっているようです。
レクサスISの価格は470万円~640万円とスカイラインの上級モデルの価格帯に分類される価格となっています。
メルセデス・ベンツCクラス
メルセデス・ベンツCクラスの大きな特徴はフロントマスクの変更や48V電気システムを搭載した新開発エンジンを採用されていることと言われています。Cクラスはメルセデス・ベンツのなかでも、日本でとても人気が高い詐取となっています。
「これまでで最もスポーティなCクラス」ともいわれているメルセデス・ベンツCクラスは、日本国内からも海外からも高い評価と多くの人気を集めています。
BMW3シリーズ
BMW3シリーズは、世界を代表するスポーツセダンともいわれています。
新型のBMW3シリーズは、2019年委フルモデルチェンジしたばかりの新型で、プラットフォームも新世代となっています。
また、BMW3シリーズはメルセデス・ベンツCクラスと永遠のライバルともいわれているのです。
