車検が切れた車は廃車できる?

車を持っていて、車検を知らない人はいませんよね。車検とは、国が定めた基準を元に車を検査をすること。正式名称は「自動車検査登録制度」。
ミニカーや小型特殊自動車を除く、自動車や排気量250cc以上の自動二輪車が対象で、公道を走るための許可証をもらうための検査といえます。

実際、車検を受けていない車は公道を走ることができません。

しかし、もし車検が切れてしまい、更新もできなくなった車はどうなるしょうか?そんな車は、廃車するより他に方法がありません。
ですが、車検が切れた車を廃車するために、どれくらいの費用がかかるかわかりませんよね。

今回は、そんな方のために、車検が切れて更新ができない場合の具体例を交えながら、車検切れの車を廃車にするにはどれくらいの料金が必要かを解説していきます。

車検に合格できない車ってどんな車?

車を購入すると、2年に1回必ず車検を受けなければいけません。新車購入時だけは3年に1回です。この車検に合格しないと、公道を走ることができません。
車検を受けるのを忘れて、車検切れの車で道路を走ってしまうと「無車検車運行」となり厳しく罰せられます。

では、車検に通らない車とは、どのような車なのでしょうか?
大きく「改造車」と「劣化車」に分けることができます。それぞれ説明していきます。

その1:改造車

改造車で車検に通らないパターンの常習例が、モニター類の取り付けです。

例えばテレビを見るためや、iPadなどを操作するために大きなディスプレイを運転席に取り付ける人がいます。モニターの取り付けによってフロントウィンドウが隠れてしまうと、事故に遭う可能性が高いとみなされ、車検に合格できない場合があります。

その他にも、「車高の高さの変更」、「マフラーの改造」、「ホイールの改造」などの改造で車検に合格できないというケースもあるようです。

改造をしている場合は、陸運局に「構造変更申請」をしないと車検に合格できないので注意が必要です。

その2:劣化車

次に劣化車で車検に合格できない具体例について紹介していきます。まず多いのは、ヘッドライトやスモールライト、ウィンカーなどの灯火類の不備。

ヘッドライトやスモールライト、ウィンカーなどは、歩行者や対向車が車を認知するための重要なアイテムです。そのため、偏差の基準も厳しく少しでも壊れていると合格できません。

それだけでなく、ハンドルのクラクション部分に付いている「ホーンマーク」や、シフトレバーに書いている「シフトパターンマーク」が擦り切れている場合も不合格になる可能性が高いようです。窓ガラスにヒビが入っているときも同様ですので、車検を受ける前に修理が必要です。

車検に合格しなかった場合

車検に不合格した場合は、当然公道を走ることができません。
しかし、国土交通省にも慈悲はあるようで、救済の措置が用意されています。まず、不合格した当日であれば無料で2回まで、車検を受け直すことができます。

モニターを取り外したり、30分で済むような簡単な修理で直せるような車のために、このような措置が用意されているのです。
ただ、修理に時間がかかったり、当日中の対応ができない人が必ずでてきます。
そんな場合は運輸支局で「限定自動車検査証」を発行してもらうことで、ラストチャンスが与えられます。

車検に合格していない状態では道路を走ることができませんが、限定自動車検査証を発行してもらうことで車検、整備、修理を行おうとする場合に限って走行が認められます。

しかしながら、認められる期間は15日。15日以内に該当箇所を修理するなどして、再度車検を受けて合格をしなければなりません。

車検が切れた車を廃車するときの費用は?

最終的に車検に通らなかった場合、その車の運命は廃車になります。

ただ、ドライバーの中には限定自動車検査証の発行を行わずに、どこかの段階で「廃車にしよう」と諦める場合もあります。
でも、同じなのは公道を走れないということ。車検切れの車を廃車する際は、その点を考慮しましょう。

車を廃車する際、まずは車をスクラップ工場に持っていって、解体します。
しかし、車検切れの車は公道を走れないため、レッカー車で運ぶ必要があります。

レッカー車の費用は「基本料 + 作業料 + 牽引料 ✕ 距離(1kmごと)」で決まる事が多く、運ぶ距離が長ければ長いほど料金は高くなります。
安ければ1万円台で済むこともありますが、高ければ3万以上かかることも。

なお、スクラップ工場で解体するには、解体費用が必要になることもあります。大体の相場としては、1~2万円ほどですが、ディーラーなどを通じてお願いする場合はマージン費用も含めて2~3万円請求される場合があります。

もし、2005年以前に新車を購入していた場合、リサイクル料金を求められることがあります。車種によって費用は変わってきますが、1~2万円を想定しておくと良いでしょう。

まとめ「廃車買取業者に頼めばレッカー代もすべて不要」

いかがでしたでしょうか?車検が切れた車を廃車する場合の費用は、レッカー代も含めて最大で10万円近くかかることも。もう乗れない車なのに、そんなにお金をかけるのは馬鹿らしいですよね。
そう思うのであれば、廃車自体を廃車買取業者に依頼することをおすすめします。

廃車買取業者は、廃車する車の車検が切れていたとしても車を買い取ってくれます。しかも、レッカー車の手配も廃車手続きもすべてやってくれるんです。

お金もかからないし、手間もかからない。とても嬉しい条件ですね。

もし、車検が切れた車を廃車したいと思っている場合は、廃車買取業者に連絡してみるとよいでしょう。