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トヨタのクラウンの評価は?性能や口コミの意見について解説

自動車メーカー
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日本で最も有名で、歴史のある高級車といえばトヨタ・クラウンです。

「いつかはクラウン」のキャッチコピーの通りターゲットはミドル世代で、オーナー自らが運転するオーナードリブンカー、または運転手付きのショーファードリブンカーとしても乗る人のステータスを表す車でもあります。そんなクラウンの評価を、たくさんの口コミから探っていきます。

クラウンの特徴

自動車メーカーはその代名詞ともいうべき高級車を販売しますが、時代の変化とともに製造されなくなるものも少なくありません。そんな中、トヨタ・クラウンは、1955年1月に誕生して以来70年の長きにわたりトヨタを代表する車として君臨し続けています。
2022年に登場したモデルでなんと16代目ですが、どれもその時代の最先端技術を取り入れ、憧れのクルマであり続けています。

こちらでは先代モデル15代目クラウンについてご紹介します。

15代目クラウンのおすすめ人気グレード

クラウンのグレードは、最新型だけでクラウンアスリート系のRS仕様が8つ、上級のクラウンマジェスタ系を含めた標準仕様が13ありますが、その中で特に人気のグレードは次の2つです。

価格面で考えるなら2.5L RS Advance

クラウンのグレードが多いのは、ハイブリッドや4WD仕様車も含まれているからです。走りを求めつつ居住性も備え、しかも燃費がよいとなれば価格は700万円を超えます。ある程度のスペックで最もお得なクラウンになると500万円代で買える2.5L RS Advanceがおすすめです。

2.5L RS Advanceなら、燃費のよいハイブリッドでクラス最強の18.2km/L〜24.0km/Lの低燃費にもかかわらず安定の走り、しかもシートは高級感あふれるブランノーブ+合成皮革です。もちろん先進安全装備「Toyota Safety Sense」も標準で搭載しています。

もともとクラウンは、他の車種ではワンランク上のクラスと走りが同等と言われます。走りを求めるRS仕様を選ぶユーザーでもきっと満足するでしょう。

最上級グレードの3.5L Gエグゼクティブ

価格は気にしないで、とにかく最高品質のクラウンを手に入れたいなら、最上級グレードの3.5L Gエグゼクティブがぴったりです。「Toyota Safety Sense」はもちろん、8インチナビと7インチトヨタマルチインフォメーションディスプレイを標準装備し、快適なドライブをサポートします。

また搭載している3.5LのV6エンジン(ハイブリッド)はトヨタ初のハイブリッドシステムを採用しており、ダイナミックな加速を実現。まさにクラウンに走りと快適さを求める「エグゼクティブ」にふさわしいクラウンとされています。

クラウンに乗っている人の口コミ評価

ここでは、実際にクラウンに乗った人の生の口コミ評価を紹介します。カタログ情報やキャッチコピーにはないリアルで厳しいコメントも多くあるのでポイントごとにまとめました。

エクステリアデザインに関する評価

最新の15代目クラウンでは、先代まであったロイヤル・アスリート・マジェスタといったグレードを廃止し、標準仕様とRS仕様の2種類になりました。全体的にシャープになり、スポーティーな印象を強く受けます。

フロントヘッドライトが切れ長に変わり、先代で採用されていたイナズマグリルはRS仕様では不採用となり、ダミーマフラーもなくなりました。エクステリアは先代のよいところを残しつつムダをなくしており概ね高い評価を得ています。

内装に関する評価

内装では、トヨタ的な作りで「可もなく不可もない」という評価が多く見られます。見える部分は高級に作られており、さまざまな曲線・素材で構成され高い質感があります。2画面のナビは目線を変えずに自然に見ることができ操作が楽で、レクサスや欧州車に見られるリモートパネルでの操作よりずっと操作しやすいと絶賛されていました。

走行性能に関する口コミ

走行性能では「小回りが利く」ことと「コーナリングでコントロールしやすい」という2点が特に多くの支持を集めています。新型になってクラウンはボディが大きくなりましたが、最小回転半径は5.3mに抑えられ先代と同じく扱いやすいとされています。

またコーナリングを含め「ハンドリングがよくなった」という高評価も非常に多くあります。これはTNGAプラットフォームで低重心化されたことが功を奏しているようです。

対象の8割が走行性能に満足していますが、残りの2割のコメントでも特にこれといった欠点はないようで、期待値未満と感じているだけのようです。

エンジン性能に関する口コミ

エンジン性能の口コミでは、9割が「よい」としてクラウンを支持しています。ガソリンターボでは2Lでも加速がスムーズでハイブリッドに劣らない、2.5Lでも力強く加速する、ハイブリッドではモーターとエンジンの切り替えが先代に比べスムーズになった、など高評価が大多数を占めており、さすがクラウンの面目躍如といったところです。

クラウンの口コミからわかる欠点

クラウンに関する口コミは、よい点を称賛するものばかりではありません。中には実際に乗ってみたときの落胆や失望からくる強烈な悪い評価、欠点について書かれているものもあります。ここではそんなクラウンの口コミからわかる欠点を紹介します。

内装の高級感に欠ける

内装に「高級感がない」といった種類のコメントの背景には、「クラウンなのに」という期待値が大きく作用しているようです。「ウインドウスイッチの台座がプラスチックっぽい」、「クラウンクラスで合成皮革シートはない」など、クラウンならもっと高級な素材で固めて欲しいという要望が見え隠れします。

今までクラウンに乗ってきた人なら感じるかもしれませんが、これは人それぞれとらえ方は違います。実際によく見てどう感じるかを観察してみましょう。

足回りの硬さ

乗り心地に関するアンケートでは、「静粛性が非常に高い」、「足回りがちょうどよい硬さ」と、多くが高く評価していますが、一方で「レクサス車に比べると路面の突き上げを感じる」といった不満もあり、評価は分かれています。

クラウンをお得に購入するには

クラウンは、中古車であっても上級クラスなら全額をキャッシュで買うのは非常に難しく、どうしても他の方法を併用することになります。そのためにはどのような方法が適しているのでしょうか。

現在乗っている車を買取に出す

高収入を得ているならコツコツ貯金するのも一つの方法ですが、そうでない場合はやはり今乗っている車を買取に出すのがメインになるでしょう。以前一般的だった下取りが新しく買う車の値引きといった性質が強く、実際の車の価値に比例して高額になることはほとんどありませんでしたが、車買取では「車の価値を適正に反映」します。

車の買取査定には、車種やグレード、年式・走行距離を基準にする簡易査定と、より詳しく内部をチェックする本査定があります。簡易査定はネットを検索するといくつもヒットするほど数は多いのですが、大まかな金額がわかるだけで本査定で大きく値下がりすることも少なくありません。

結局、買取金額を決めるのは本査定なのですが、面倒なことに査定方法は法律などで定められているわけではなく、金額やチェック項目などはすべて買取業者ごとに異なります。そのため十万円単位で金額が変わることもあるため、できるだけ複数の業者に査定してもらうことが望ましいと言われています。
買取金額が十万円変わればちょっとしたオプションをつけられます。少しでもお得によいクラウンを手に入れるなら、査定を一社に依頼するだけでは不十分です。

今乗っている車を売ってクラウンをお得に購入しよう

トヨタ・クラウンは、登場から70年トヨタの看板であり続けている上級の名車です。今回ご紹介した15代目クラウンはハイブリッドや4WDだけでなくスポーツタイプのRS仕様と標準仕様がありグレードも多彩、その分価格もさまざまで、中古車でも流通数が一定数あり選択が可能です。

ただ、いくら価格に幅があるとはいえ、クラウンは高級車ですから支払うお金は高額です。多くの人にとってその原資は「今乗っている車」を買取に出すことになるでしょう。その時注意したいのは、一社の買取見積もりだけで決めてしまわず、できるだけ多くの業者に査定してもらい、比較して業者を自分で選ばなくてはならないということです。そうすれば、できるだけ高額の買取額に近づけるからです。

クラウンは発売当初から「憧れのクルマ」です。状態のよいクラウンを、少しでもお得に手に入れるために車買取を上手に活用しましょう。