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自動車複数台所有。普段使用していない自動車は予想以上に劣化しているかも!

お手入れ&カスタム

今回は、自動車の豆知識として『自動車は動かさなくても劣化する!?』といった点にスポットを当ててみたいと思います。
自動車は、『過走行車』という言葉があるぐらいですから、走れば走るだけ劣化が進み、普段使用していないのであれば、消耗も少なくていいのではないか?と考えている方も多いかもしれませんね。しかし、住む人がいなくなってしまった空き家の劣化が早く進むように、自動車も動かさなければ不具合の起こる可能性が非常に高くなる物なのです。これは、普段使用している自動車であれば、動かなくなってしまっては困るからと、何かとメンテナンスを行う物ですが、使用していない自動車は、何のメンテナンスもせずに放置してしまう事も多いと言うのが理由の一つにあげられるのでしょう。

近年では、一家に複数台の自動車を所有している方も多く、普段使用していない自動車が気づいた時には動かなくなっていた…なんてことも珍しくありません。そんな状況に陥らない為にも、今回は、普段使用していない自動車だからこそ注意しておきたい劣化ポイントについてご紹介していきたいと思います。たまにしか乗らない自動車だからこそ、定期的にメンテナンスをしてあげる事が必要です!

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普段使用していない自動車の劣化ポイント

地方に住んでいる方であれば、自動車は欠かせない交通手段として『生活必需品』と言ってもいいものですよね。その為、一家に複数台の自動車を所有しているご家庭は非常に多い事でしょう。しかし時には、ご主人様が単身赴任で交通アクセスの良い場所に引っ越してしまい、極端に使用頻度が減ってしまう自動車が出てしまう…なんて事も少なくないでしょう。
このような使用しなくなった自動車のメンテナンスを怠ってしまうと、様々な劣化ポイントがあると知っていますか?いざ自動車を動かそうと思った時に、エンジンがかからなくて困ってしまったとならないように、自動車のメンテナンスは怠らないようにしましょう!

代表的な不具合はバッテリー上がり

使用していない自動車の不具合で、代表格なのが『バッテリー上がり』でしょう。そもそも自動車のバッテリーはエンジンを回転させることにより充電する物でもあるので、長い間エンジンを回さずに放置してしまうとバッテリー上がりを起こしてしまいます。
「そんな簡単にバッテリー上がりなんてしないでしょ!」と思うかもしれませんが、走行による蓄電がない場合には1ヶ月程度でバッテリーが上がってしまう場合も多いのです。その為、定期的にエンジンをかけてあげる等の対応をしてあげるのが良いでしょう。それが難しいのであれば、バッテリーを外しておくなどの対応で長持ちする場合もありますが、バッテリーの状態にもよるのであまり過信しないようにしましょう。

エンジンオイルが劣化してしまう

エンジンオイルって劣化するんだ…と驚いてしまう人も多いかもしれませんが、オイルは長い間放置してしまうと酸化してしまうなどの劣化があるのです。もちろん、数カ月程度で一気に酸化して使用できなくなる等はありませんが、年単位等、長い間動かしていない場合には、忘れずにエンジンオイルの交換をしましょう。

自動車のタイヤが劣化する

自動車は、走行すればするほどタイヤが摩耗して溝がなくなる為、定期的に交換する必要がある物ですが、走行していない自動車のタイヤも劣化するのです。これは、紫外線の影響などにより、経年劣化でタイヤが硬化してしまう事でボロボロになってしまう現象です。
わかりやすい例を挙げると、家にある輪ゴムなどが古くなると固くなり、すぐに切れてしまうといった経験は誰にでもある事でしょう。これと同様な事が自動車のタイヤにも起こり、タイヤが硬化してしまう事によって、全体にひび割れや亀裂が入ったり、パンクしてしまうといった事があるので注意が必要です。

金属部品が錆びる

自動車の多くの部品は金属が使用されているのは周知の事実ですね。もちろん、金属部品には錆止めが施されているのですが、自動車の保管状況によっては錆が広がってしまう恐れがあるのです。
特に屋外の駐車場を借りて、シートなどもかけずに放置していると、想像以上に早く錆びてしまうので注意が必要です。自動車を使用する人がいなくなったからと、メンテナンスもせずに放置してしまうと上記の様な不具合が多く発生してしまいます。他にも、ガソリンタンク内が錆びてしまう事やブレーキの固着等、様々な箇所への悪影響がある為、面倒くさがらずに定期的にメンテナンスをしましょう。他に自動車を運転できるような方がいるのであれば、時々その自動車を動かしてあげるなどするのがベストでしょう。

長期間使用しないのであれば維持費が負担に

ここまでは、何らかの理由で使用頻度が極端に落ちた自動車に起こる不具合についてご紹介してきました。次は、その自動車の登録関係についても見ておきましょう。
自動車は、使用の有無に関わらず、登録が残っている状態であれば毎年の自動車税は支払わなければいけません。たまに全く動かしていないから、自動車税も支払わなくて良いと勘違いしている人がいるのですが、廃車手続きなどをしていないのであれば5月になると納税通知が必ず届きます。使用していない車に高い税金を納めるとなると負担になるでしょう。

一年以上使わないなら一時抹消

年単位で自動車を使用しないとわかっているのであれば『一時抹消登録』という廃車手続きを行うようにしましょう。一時抹消登録は、一時的に自動車の登録を抹消する手続きなので、また必要になった場合には『中古新規登録』をすることで再度その自動車を使用することが可能です。一時抹消登録をすることで、その自動車の税金や自賠責保険の支払いをストップ出来る為、金銭的なメリットは非常に大きいのです。

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まとめ

今回は、何らかの理由で使用しなくなってしまった自動車について、メンテナンスを怠った場合に起こる自動車の劣化についてご紹介しました。
自動車は、走れば走るほど悪い部分が出てきて、修理が必要になるもので、走行していない自動車であれば劣化などしないと勘違いしている人も多いのではないでしょうか?確かに、「エンジンオイルは3000kmで交換が良い」等と、自動車のメンテナンス目安は走行距離などで判断される場合も多く、あまり自動車に詳しくない方であれば「自動車は走行させるから劣化するのだ!」と勘違いしてもおかしくはないのかもしれません。しかし、本稿でご紹介した通り、普段全く使用していない自動車であっても、劣化という物は進行しており、逆に動かさないからこそ起こる不具合というのも非常に多くある物なのです。したがって、使用していない自動車はメンテナンスしなくてもいいなんてことはなく、定期的に必要なメンテナンスはしてあげるようにしましょう。
また、年単位で使用しないことが決まっているのであれば、一時抹消登録などの廃車手続きを進めておいた方が、自動車税なの支払いをストップすることができるため負担を減らすことができます。

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