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アメリカ最大のモータースポーツ「NASCAR」はこう楽しもう!

車と娯楽

モータースポーツといえばF1「フォーミュラ ワン」を思い浮かべる人も多いと思いますが、全米で大人気のモータースポーツならば「NASCAR」を差し置いて語ることはできません。

カーレースという大きな括りでは同じモータースポーツでも、その内容と観客を熱狂させる見どころは全く違うところにあるようです。

ではアメリカ最大のカー・エンターテインメント「NASCAR」を詳しく見ていきましょう。

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「NASCAR」の楽しみ方はここにある!

モータースポーツに疎い人でも耳にしたことがあるF1との違いは、まず開催国がアメリカに限定されているところです。

「フォーミュラ カー」の「世界一」を決めるのが目的のF1は、世界各国で開催されるレースで、開催国の国名や都市名を取って「イタリアGP」や「モナコGP」と呼ばれます。
それに対して「NASCAR」はアメリカの州をまたいで全36戦を激走し、それぞれのコースの距離も違えば特徴も全く違っています。70年の歴史を誇る「NASCAR」はアマチュアレースを起源にしているので、楽しむポイントも実に身近なものになっています。

出場できるのはストックカーに限る!

開催当時のアマチュアレースを彷彿とさせるルールとして、一般市場に出回っている車両でなければ出場できません。一般市場に出回っている=工場出荷時と同じ状態という意味で、アメリカではストックカーというカテゴリに入ります。この段階で、レース専用のオープンホイールの車体で行うレースよりも、市民が自分でも出られそう!とワクワクできるポイントになっているわけです。
近年ではさすがに市販車のままでは危険性の面で不安要素が多過ぎることから、装備はレース仕様、ボディだけは市販車に限りなく似せた車両へと変化しています。このような形式の車で行うレースのことを「ショールーム ストック レーシング」と呼び、ストックカー レーシングの進化系として定着してきました。

ピットクルーの神業に注目!

あくまでも市販車のベースのレースカーがピットインして、給油やタイヤ交換をするために命を懸けているのが精鋭のピットクルーたちです。F1では2秒台でタイヤ交換を行うようなところも、手作業で5人のクルーたちが古典的な方法の中で熟練の神業を魅せてくれます。

敢えてアナログなストックカーにこだわるのは、市販の車両の限界点に熱狂する楽しさもありますが、その車両を操る運転手とメンテナンスを引き受けるピットクルーたちの技能を身近に見られる良さが市民権を得ているのではないでしょうか。ナットさばきや、タイヤ交換のチームワーク、給油のダイナミックさもレースの見どころの一つとなっています。

問答無用のオーバルトラック!

NASCARで使われるコースは、陸上競技や競馬のトラックに見られる、ストレートのコースとそれを繋ぐコーナーで構成される単純明快な周回レースを行うトラックです。F1がヨーロピアンタイプと呼ばれるのはこのレース会場の違いからも如実に表れており、都市のサーキット会場の中で繊細なギアチェンジを計算したりコーナリングのポジション争いにナーバスになったりするレース配分と、オーバルトラックでのレース配分はまるきり性質の違うものと言っても過言ではありません。

コースに小刻みな強弱が無い分、運転技術が簡単だと思われがちですが、求められるのは確かなハンドル操作とアクセルの絶妙な匙加減です。またコースが広いため、し烈なゲーム展開があらゆるところで繰り広げられる接近戦からも目が離せません。40台で一斉にオーバルトラックを駆け抜ける迫力は一見の価値があります。

プレーオフ制度の導入

全36戦を戦い抜く中で、レース数が多いがゆえに早々と優勝が決まってしまったり、独走するようなチームが出てきたりしまうと、観客もドライバーもヒートアップできませんよね。その問題を解決すべく、2017年から導入されたのがチェイス=プレーオフの制度です。

残り10戦となった段階で勝敗数により上位16名が絞りこまれ、最終戦の上位4名に食い込めるようにラストスパートをかけます。39戦の時点でトップに立っていたとしても、最終戦で下克上もあり得るこのプレーオフ制度で、最後まで観客たちを熱狂の渦に巻き込みます。
そういった意味でもエンターテインメント性の高いアメリカ最大のモータースポーツ「NASCAR」は、子供から大人まで幅広いファン層に支持されています。

まとめ

繊細な車両と選び抜かれたエリート集団によるモーターショーがF1だとしたら、庶民にもわかる車両に派手なチェイスやピットクルーの神業を楽しめる「NASCAR」の見所はおわかりいただけましたか?

日本からもトヨタのカムリが参加しており、少なからず思い入れのあるモータースポーツとなっています。
年間のレース開催数もダントツの多さを誇り、市民の楽しみの一つとして野球のように根強い人気がある「NASCAR」。アメリカに滞在する機会がある時は、そのダイナミックなエンターテインメントを体感してみてはいかがでしょうか!

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