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自動車廃車にかかる費用と戻ってくるお金について

廃車

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いつか、寿命は来るもの…

車の寿命ってどれくらいか知っていますか?一般的な寿命としては10~15万kmの走行距離が目安とされますが、修理を行うことで30万kmになることも。とは言え、車も機械ですからいつか必ず終わりの時がやってきます。車の終わり、つまりは「廃車」ですね。

車を持っている人には皆いつか廃車する可能性があります。しかしながら、廃車するときにどれくらいのお金がかかるのか知っていますか?また、廃車時に戻ってくるお金もあるということもあります。戻ってくるお金は通常「還付金」と言われますが、手続をしないと戻ってこないなんてこともあります。

今回は廃車するときに損をしないように自動車の廃車にかかる費用と戻ってくるお金について解説していきます。
また、実際の手続方法も紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

廃車にかかる費用は?

廃車にかかる費用を知るためには、実際の廃車手続きのフローを理解しておくとわかりやすいです。一緒に説明してきます。

廃車をするためには、まず車を解体(スクラップ)する必要があります。そのためには当然、車をスクラップ工場まで運ばなければいけません。廃車する車に乗っていくこともできなくはないですが、場合によっては走行不能な車を廃車することもあります。その場合は、レッカー車の手配が必要です。レッカー車の費用は「基本料 + 作業料 + 牽引料 ✕ 距離(1kmごと)」で決まることがほとんどです。スクラップ工場まで距離がある場合はそれだけ料金も高くなります。安いときは1万円くらいでできますが、高いと3万円以上かかるケースもあるようです。
まずは家の近くに自動車を解体できるスクラップ工場があるかどうかを調べてみましょう。レッカー車で工場まで車を運ぶと、解体費用とリサイクル料金が求められる場合があります。解体費用の相場は1~2万円ほど。解体業者や時期などによって異なることもありますので、詳しい値段は工場で尋ねてみるとよいでしょう。自動車リサイクル料金の費用は、「フロン類回収」や「破砕くず(シュレッターダスト:ASR)」「エアバッグ」などのリサイクルに充てられます。2005年1月1日以降購入した新車については、新車購入時に支払いますが、それ以前の車は廃車時に支払いが必要になることがあります。リサイクル料金は車種によって異なりますが、相場は軽・小型車が7,000円~16,000円程度で、普通自動車が10,000円~20,000円前後程度になります。

返ってくるお金について

お金と手

廃車するとどうしてお金が戻ってくるかというと、「還付金」というものが受け取れるからです。この還付金について簡単に説明すると、すでに払ったお金が廃車により不要になったので、返してくれるというシステムです。還付金には税金の還付と保険の還付があり、以下の4つものがあります。

  • 自動車税
  • 自動車重量税
  • 自賠責保険
  • 任意保険

それぞれ、どこに申請をしてどのように受け取るかを理解しておかないと、返ってくるお金も返ってこなくなります。返ってくる金額については、廃車のタイミングにより異なりますので、具体的な金額についてはご紹介できませんが、ネット上に自動計算ツールがたくさんありますので気になる方は調べてみてください。ここでは、手続きの方法について簡単に触れておきますので、参考にしてみてください。

自動車税の還付について

自動車税は毎年4月1日時点で、車を持っている人が支払わなければいけない税金です。納税後でも年度の途中で車を廃車した場合は、抹消登録を行った翌月以降の税金が還付されます。自動車税については、還付のために申請は特に必要ありません。ただ、還付の受け取りは金融機関での手続きが必要な場合があります。廃車手続きがおわって、約2ヶ月後くらいに都道府県税事務所からハガキが届きます。

届いたら、ハガキを持って金融機関で受け取りを行いましょう。ちなみに自動車税の還付は軽自動車は対象外となりますので、ご注意ください。

自動車重量税の還付について

自動車重量税は、車検を受ける際に支払う税金です。新車の購入時と車検時に納め、例外はありますが新車購入時に3年分、車検時に2年分を支払うことが多いです。なお、自動車重量税に関して言うと還付の条件があり、車検の有効期限が1カ月以上残っている車両を永久抹消登録した場合にのみ還付対象となります。
手続きは運輸支局事務所で行います。軽自動車の場合は、軽自動車検査協会と場所が異なります。こちらに関しては、廃車手続き時に行う「永久抹消登録」と同時に行わなければならないため、廃車代行業者に依頼する場合は、代行も可能です。

自賠責保険の還付について

自賠責保険は自動車に乗るすべての人が加入を義務付けられている保険です。自賠責保険の有効期間が1ヶ月以上残っている場合は、廃車を行うと還付の対象となります。還付の手続きは廃車手続き完了後、契約している保険会社に連絡して行います。保険会社から還付手続きに必要な書類が送られてくるので、必要事項を記入して返送します。なお、還付申請の手続きは速やかに行うようにしましょう。申請を保険会社が受理した日が還付金計算の起点日となるため、手続きを放置していると自賠責保険の有効期間が減ってしまい、受け取れる還付金が減ってしまう可能性があります。

ただ、廃車代行業者によっては、これも代行対象となることがあります。手続きで楽をしたい人は、代行業者にお願いするというのもひとつの手です。

任意保険の還付について

任意保険の場合も、自賠責保険と同じで保険会社に連絡をして手続きを行わなければいけません。これは代行業者にも頼めないので、自分で手続を行う必要があります。還付の条件や金額についても、契約会社や契約内容によって異なることもありますので、詳細については保険会社に問い合わせて聞いてみるとよいでしょう。

まとめ「手続をしないと還ってこないお金もある」

廃車のときの費用については、「レッカー費用 + 解体費用 + リサイクル料金 – 還付金」で大体の金額を見積もることが可能です。ただ、還付金の手続きは意外と面倒で後回しにしていると、忘れてしまって気がついたときには還付分がなくなり、受け取ることができない可能性があります。自分で慣れない手続きをするのが苦手という人は、廃車代行業者に依頼することもできますので、併せて検討するとよいかもしれません。

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