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いまいち分からない用語が飛び交う自動車の廃車!いざという時に困らないよう言葉の意味を知っておこう!

廃車

皆様は、今まで一度でも所有していた自動車を廃車にしたことがありますか?自動車の『廃車』という物は、その存在自体は知っていたとしても、実際に廃車の場面に出くわすと言うのは意外に少ないものです。と言うのも、一般的に自動車の処分を思い立った場合、最初に思い浮かぶことと言えば「ディーラーや中古車販売店に売却する!」事であり、いきなり「さぁ廃車だ!」と考える人などほとんどいないのではないでしょうか?
こういった事もあり、一般人のほとんどは『廃車の素人』で、実際に自動車の廃車が必要になった時には、多くの人が困ってしまう事があるのです。どういう事かと言うと、廃車業界で用いられる用語が特殊で、業者さんが話している内容があまり理解できないと言う状況が出てきてしまうのです。
どのような業界でも、業界人同士で交わされる業界用語という物はある物ですが、自動車の廃車は、これに法律や様々な書類の名前まで出てきて「何が何やら…」と困ってしまう人と言うのは意外に多いものです。そこで今回は、自動車の廃車の際には、絶対に覚えておきたい『廃車に関する用語』をご紹介していきたいと思います!

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まずは廃車について知っておきましょう!

そもそも論になってしまいますが、皆様は『自動車の廃車』ついてどのような認識を持っていますか?冒頭でもご紹介した通り、自動車の廃車は、普段あまり経験するような事ではありませんので『廃車=スクラップ』という間違った認識を持っている方が非常に多いものです。そこでまずは、自動車の廃車について正しい認識を持って頂くために、以下で簡単にご紹介しておきます。まず大前提として、自動車の廃車とは『その自動車の登録を抹消する手続き』だという事を知っておきましょう。そして、その廃車手続きも状況によって種類が存在しています。

一時抹消登録

一時的に自動車の登録を抹消する廃車手続きです。一時抹消登録は、海外出張や長期入院など、しばらく自動車を使用しない場合などに行います。一時抹消登録を行えば、自動車税等の税金をストップできるなど金銭的なメリットがあります。尚、再登録することでその自動車を再利用できます。

永久抹消登録

事故や古くなって動かない自動車など、二度と使用しない場合に行う廃車手続きです。永久抹消登録は自動車の解体(スクラップ)が前提となります。

一般的な廃車手続きは上記の2種類になります。この他にも、自動車を輸出する際に行わなければならない輸出抹消登録等、廃車と言っても色々とあるのです。

廃車業界の知っておきたい用語集

それでは、実際に廃車手続きを進める為に知っておきたい用語をご紹介していきたいと思います。自動車の廃車を自ら行うのであれば、手続き途上で耳にすることも多いですし、業者さんに丸投げする場合でも、相手が何を言っているのか分からないのでは交渉もできませんね!したがって、以下に上げる用語ぐらいはせめて頭に入れておきましょう。

廃車

まずは『廃車』からです。上でも少し触れましたが、これはスクラップにすることを意味するのではなく、車籍を抹消する事を意味します。また、そうされた車両の事も『廃車』と言います。

一時抹消登録

一時抹消登録は、自動車の使用を一時的に中止する為の手続きの事です。長期出張や長期入院などで、長期的に自動車を使用しない場合にこの手続きを行います。尚、この手続きは道路運送車両法第16条に基づく廃車手続きで『16条抹消』とも呼ばれます。

永久抹消登録

事故や故障などで、二度と使用しない自動車に対して行う廃車手続きです。基本的に自動車の解体(スクラップ)を伴います。尚、永久抹消登録は道路運送車両法第15条に基づく廃車手続きで『15条抹消』とも呼ばれます。

所有権

その自動車は誰の物か?という事です。車検証には『所有者の氏名又は名称』という欄があり、ここに記載されている方がその自動車の所有者となります。「当たり前だ!」と思うかもしれませんが、自動車をローンで購入した時には、所有者欄がローン会社などとなっており、普段使用している方とは異なるという事が非常に多いものです。この場合、使用者が勝手に売却したり、廃車にしたりすることが出来ません。

所有権解除

上述の所有権が、ローン会社やディーラーになっている場合、ローンの支払いが完了し、車検証の所有者欄を自分名義にすることを所有権解除と言います。
自動車の廃車を考えた場合、所有権が自分以外にあるときは、この所有権解除が必要になる場合があります。

リサイクル料金

シュレッダーダスト(自動車を解体した後に出るプラスチックくず等)・エアバック等、エアコンのフロンガスなど3品目を適正に処分する為、自動車の所有者が支払う費用です。

廃車証明書

自動車を廃車したと言う証明書です。廃車証明書には、登録事項等証明書、登録識別情報等通知書、自動車検査証返納証明書の3種類があります。

還付金

納付した自動車税などの税金に納め過ぎ等があった場合、自動車を廃車することによって返してもらえる金銭です。

廃車買取業者

廃車買取業者とは、廃車にするしかないようなボロボロの自動車でも買い取ってくれる業者です。廃車買取業者は、解体した後の車両を鉄やアルミの資源としたり、まだ使用できるパーツを取り出しリサイクル出来る為、中古車屋などで買取り拒否されるような自動車でも買い取ってくれます。今まで手数料を支払って進めていた自動車の廃車が、逆にお金を貰えるという事で近年急速に拡大しています。

まとめ

今回は、自動車を廃車する際に良く出てくる用語についてご紹介してきました。冒頭でもご紹介した通り、自動車の廃車という物は、普段あまり体験する事ではない為、いざ廃車手続きを進めようと思った時には、そこに出てきた言葉の意味が分からず困ってしまうという事は意外に多いものです。
今まで自動車の廃車を体験したことがないし、廃車ってどうすればいいのか…と困っている方は『廃車買取業者』に依頼すると良いでしょう。廃車買取業者は、上述の通り、ボロボロになった自動車を買い取ってくれる上に、面倒な廃車手続きに関して全て無料で代行してくれます。もちろん、廃車買取業者さんとの打ち合わせで、何かわからない用語があったとしても丁寧に説明してくれるため、非常に安心です。

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