近年、テレビや雑誌などでも『若者の車離れ』が頻繁に取り沙汰されていますが、自動車の免許取得年齢や若者の免許取得数に関しては大きな増減はなく、概ね横ばいを推移していると言われています。これは、就職時の条件に『運転免許証』が条件に上がることも多く、普段は自動車の運転はしないとしても、とりあえずは免許だけは取得しておこうと考える人が多いからでしょう。
では、若者が「全く自動車を所有していないのか?」と言うとそういう訳ではなく、時には未成年者の方でも自分の自動車を所有している方もいる事でしょう。そもそも、車検証上の『所有者』で考えると、「成年しているのか?」等といった事はもちろん、自動車免許の有無さえも関係がありません。もちろん、未成年者が所有する自動車であれば、ローン中であったり、名義だけは親になっていたりすることが多いものですが、所有者が未成年者という事が『絶対にない』と言う事はないでしょう。
それでは、自動車の廃車手続きが必要になった時、その自動車の所有者名義が未成年者であった場合、普段の廃車手続きとは違い、何か特別な手続きが必要になる物なのでしょうか?
今回は、未成年者の自動車の廃車手続きについてご紹介します。

一般的な廃車手続きに必要な書類は?

それではまず、何のイレギュラーもない一般的な廃車手続きについてご紹介しておきましょう。自動車の廃車手続きは、一時的に自動車の使用を停止する『一時抹消登録』や二度と使用しない自動車に対して行う『永久抹消登録』等と、状況によって進めるべき手続きが異なってくるものですが、ここでは参考として二度と使用しない普通車の永久抹消登録に必要となる書類をご紹介します。
因みに、自動車の廃車手続きは、普通車であれば『運輸支局』、軽自動車であれば『軽自動車検査協会』と手続き機関も異なるので注意しましょう。

普通車の永久抹消登録に必要な書類

  • 所有者の実印と印鑑証明(発行後3ヶ月以内)
  • 車検証
  • ナンバープレート(前後2枚)
  • 移動報告番号と解体通知日
  • リサイクル券
  • 自動車重量税還付申請書(還付金がある場合)
  • マイナンバー(自動車重量税の還付を受ける場合)
  • 手数料納付書
  • 永久抹消登録申請書
  • 自動車税・自動車取得税申告書

一般的な普通車の永久抹消登録の場合、上記の様な書類を用意しなければいけません。もちろん一時抹消登録の場合、廃車にする自動車が軽自動車の場合などは必要書類が異なりますので、そちらが知りたい場合は以下のページをご覧ください。

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未成年者の廃車手続きについて

それでは、廃車手続きを進めたい自動車が、未成年者が所有する自動車であった場合を考えていきましょう。そもそも覚えておきたいのは、譲渡による名義変更など、未成年者が車検証上の移転登録を行うことは『法律行為』に当たる為、親権者の同意書や戸籍謄(抄)本、印鑑証明などが必要になり、未成年者単独で手続きを進める事は出来ない物なのです。
もちろんこれは、廃車手続きに関しても同様で、所有者が未成年者の自動車に関しては、親権者(もしくは未成年後見人)の同意書や、所有者と親権者の続柄の分かる「戸籍謄本」、親権者の「印鑑証明書」などが追加で必要となります。
尚、未成年者が既に結婚している場合には、基本的に成人と同じ扱いになる為、親権者の同意書などは不要となります。ただし、婚姻が確認できるように所有者本人の『戸籍謄本』を用意しておく必要があるので注意しましょう。

廃車予定の自動車が未婚かつ未成年者が所有者

  • 親権者の同意書
  • 親権者の印鑑証明
  • 戸籍謄(抄)本(所有者と親権者の間柄が分かる物)
  • 親権者の実印

廃車手続きは法律行為に当たりますので、未婚の未成年者が所有者になっている自動車に関しては上記の様な書類を、通常の必要書類に加えて用意しなければいけません。これは、廃車買取業者等に買取りを依頼する場合も同様です。
>> 未成年者の車の廃車でお困りの方

同意書の書き方について

それでは最後に、未成年者の廃車手続きに必要となる同意書の書き方例をご紹介しておきます。同意書に関しては、国交省のホームページよりダウンロード可能ですので、そちらを使用しましょう。

  • ①車検証記載の項目を参考に記載しましょう。
  • ②申請者となる未成年者の住所・氏名を記載してください。
  • ③同意書の作成日と親権者の住所・氏名を記載してください。尚、押印は印鑑証明と同一の実印を使用してください。

同意書のDL

まとめ

今回は、未成年者が所有する自動車に関して、その自動車の廃車手続きを進めようと思った時に必要となる書類に関してご紹介しました。
本稿でもご紹介しているように、廃車手続きの様に法律行為に該当する手続きは、未成年者単独で手続きを進める事が出来ない為、親権者の同意書など様々な書類が必要になってしまうのです。
そもそも廃車手続きに関しては、何のイレギュラーもない場合でも、どのようにして廃車手続きを進めればいいのかさっぱりわからない…と言う方も少なくなく、今回ご紹介したようなイレギュラーが発生した場合には「何から手を付けたらいいのか…」とパニックになってしまう事も珍しくないでしょう。
そこで、自動車の廃車手続きは『廃車買取業者』に依頼することをお勧めします。廃車買取業者は、その名前からも分かるように、廃車に関するプロの業者です。その為、どのようなイレギュラーのある廃車手続きでもスムーズに進めてくれる上、廃車に関する手続きは全て無料で代行してくれるのです。さらに、廃車を考えているようなボロボロの自動車でも買取りしてくれるため、依頼者には何のデメリットもなく廃車手続きを進める事が出来るのです!