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自動車を購入するなら知っておきたい!自動車の維持に必要な費用をまとめてご紹介!

車とお金&維持費

自動車を購入しようと思えば、当然のごとくお金がたくさん必要になります。筆者もそうでしたが、初めて自分のお金で自動車を購入した時には「やっと自分も一人前の大人になったな!」と感慨深いものがある事でしょう。しかし、忘れてはいけないのは、自動車を購入した場合、その後も問答無用でお金が掛かるという事です。
近年、若者の自動車離れ等が叫ばれていますが、それでも毎年多くの方が自動車を購入している事実はありますね。しかし、意外と忘れられがちなのは、自動車の維持費に関する部分の事で、特に自動車を所有することによって必要になる費用は、いろいろな物がありますし、あいまいで非常にわかりにくいものが多いものです。実際に、具体的にどこにどういった名目でお金が掛かっているのか理解していないと言う人は少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、自動車を購入する時から、実際に自動車を維持する時に必要になる費用をまとめてご紹介したいと思います。これらの知識を持っている事で、節約できるお金もたくさんあるので、是非、覚えておくようにしましょう!

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自動車を購入する時の費用を考えてみよう!

それではまず、自動車を購入する際にはどのような費用が必要になるのか考えてみましょう。実は、自動車を購入する時には、自動車本体のお金以外にもたくさんの費用を支払っているって知っていますか?

①自動車の本体価格

自動車を購入する際に、ほとんどの部分を占める自動車本体の価格ですね。基本的にこの部分のお金は『希望小売価格+消費税』という形で計算されます。自動車の本体価格は、最初の提示額から交渉によって値引きを受ける事も出来ますし、値段は据え置きでオプションをつけたり、ワンランク上のグレードにしたりすることも可能です。ディーラーとの交渉時には、競合車との相見積を持っていくなどすると、良い条件を引き出すことが出来るかもしれませんね。

オプション費用の事をお忘れなく

自動車の購入時に、意外と頭から抜け落ちる費用が『オプション費用』です。自動車は、様々な付属品をオプションとして取り付ける事でグレードアップできるものですが、この費用が意外とバカにならないのです。また、オプションには「メーカーオプション」と「ディーラーオプション」の2つがあり、後者の場合は工賃なども必要になる事があるので注意が必要です。

②ローンで自動車を購入する場合の金利

自動車の購入は、一括で購入するとなると非常に大きな金額になる為、ほとんどの方がローンで購入する事を選ぶことでしょう。この場合、分割の月額費用に注目する為、そこまで高いと思わないかもしれませんが、総額でみるとかなりの金利が上乗せされています。また、ローンには変動金利と固定金利があり、どちらの金利の方が有利なのかきちんと考えてローンを組みましょう。もちろんですが、現金一括払いで自動車を購入する場合にはこの費用は必要ありません。

③自動車購入時に支払う税金

自動車を所有する為には様々な税金を支払わなければいけません。自動車の購入時に支払う税金は以下の物です。

  • 消費税
  • 自動車取得税
  • 自動車税
  • 自動車重量税

自動車を所有する時にかかる税金は別記事でもまとめていますので、そちらもご覧ください。

④諸経費

自動車の購入時にかかるお金の中で、分かりづらいのがこの『諸経費』です。要は、上で紹介した費用以外の物をまとめたものなのですが、購入者からすればすごく分かりづらい費用と言えるでしょう。一般的な物を以下にご紹介しておきますので、知識として持っておきましょう。交渉すればカットできる場合もありますので、知らないよりは知っていた方がお得です。

  • 納車費用
  • 車庫証明費用
  • 検査登録手続き費用
  • 預かり法定費用
  • 希望ナンバープレート代
  • 自動車リサイクル料金
  • 自賠責保険

諸経費には上記の様な物があり、この中でも削減できない物は「リサイクル料金と自賠責保険」です。これ以外の物は、手続きを代行してもらうのではなく自分で進める等とすればカットすることも可能です。ただしその分、時間や手間が掛かるのでどちらが良いかはよく考えてから決めましょう。

自動車を維持するために必要になる費用

自動車を購入する時の費用に関しては大体わかりましたね。改めてみると、非常にたくさんのお金が掛かっていて驚きですね。しかし、自動車は購入して終わりという訳ではなく、維持するのにもお金が掛かるという事を忘れてはいけません。実際に、自動車の維持費で生活が圧迫されるからと、自動車を手放してしまうなんて人は珍しくありません。
自動車の購入を考えている方は、予めどのような費用が掛かるのか知っておいた方が良いでしょう。

①日々の運用で必要になる費用

まずは、自動車を日々使用する場合に必要になる費用から考えてみましょう。

  • 燃料代(ガソリン・軽油)等
    自動車が走る為には、ガソリンなどの燃料代が必要不可欠です。もちろん燃料代は、走行距離が多くなるほど高くなってしまいます。その為、近年ではハイブリッドカーなど、低燃費の自動車の人気が高いです。
  • 任意保険
    自賠責保険では賄いきれない部分の補償のため、自動車を所有する場合には任意保険に入る事が一般的です。任意保険は、保証範囲や年齢、等級などにより保険料が異なりますので、いくつかの保険会社に見積もりを取り、最も適しているものを選びましょう。
  • 税金、自賠責保険
    自動車税は毎年、自動車重量税や自賠責保険は車検毎に支払わなければいけません。これはガレージに放置しているだけで、全く使用していないといった場合でも必ず支払わなければいけません。自動車を使用しない間、税金をストップしたいといった場合は『一時抹消登録』と言う廃車手続きを進めましょう。
  • その他維持費
    自宅にガレージがない場合には『駐車場代』、高速道路を走行する場合には『高速代』など、状況によっていろいろな維持費が必要になります。

一般的に必要になる自動車の維持費は上記の様な物があります。自動車は、走行すれば燃料代が必要になりますし、所有しているだけでも税金の支払いが必要になるなど、維持するには結構なお金が掛かる物です。自動車を維持するために、生活が困窮する…等といった事にならないように、予め維持費を捻出できるかよく考えて自動車の購入に踏み切りましょう!

②自動車のメンテナンスも欠かせません

自動車は、購入すれば永遠に新車の状態を保つわけではなく、経年でどんどん劣化していくものですね。さらに消耗品であるパーツも多く、定期的な点検や整備と言うのは欠かせません。もちろん、こういった点検や整備にはお金が掛かってしまいます。
以下で、自動車を維持するためのメンテナンス費用を見てみましょう。

  • 車検費用
    自動車は、車検を通さなければ公道で走行させることはできません。この車検は、一般的に新車購入から3年後、それ以降は2年ごとに受ける必要があり、結構なお金が必要になります。
  • 消耗品の整備
    自動車にはエンジンオイルやエレメントなどの消耗品パーツが多く使用されています。安全走行の為には、消耗品は定期的な交換が必要になります。交換には、部品代や交換を依頼する場合、工賃等の費用が必要になります。
  • タイヤ交換代
    タイヤも走行すればするほど劣化していくものです。タイヤは経年劣化や走行によってひび割れが入ったり、摩耗したりします。その為、タイヤの残り溝4mm以下になった場合や、6年を経過したものは交換する方が良いでしょう。
  • その他修理代
    自動車の運用を考えた場合には、バンパーなどを擦って傷が入ってしまったり、ぶつけてボディーが凹んでしまったり等と、軽微な修理が必要になる事も多くあります。このような場合、もちろんお金が掛かります。ただし、エンジンの故障など自動車の価値を上回る様な修理の場合は、おとなしく買い替えた方が良いかもしれません。

まとめ

今回は、夢のマイカーを手に入れる前に、自動車を購入し維持するために必要となるお金をまとめてご紹介しました。本稿でご紹介した通り、自動車は購入するだけでも非常に高額なお金が必要になる物ですが、維持する場合にも意外とお金が掛かる物なのです。したがって、自動車購入後の事を全く考慮せず自動車を購入して、すぐに手放さなければならなくなってしまった等といったお話は決して珍しい事ではありません。
自動車を購入する時には、月々に必要になるであろうお金の事も良く考えて、計画的に購入するようにしましょう!

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