支払われるはずの保険金が下りない?自動車保険の不払いへの対処方法

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もらえる保険金がもらえない?自動車保険の不払い問題

自動車保険は、自動車を利用するうえでの転ばぬ先の杖です。しかし、自動車保険に加入しており、何かの事故やアクシデントが起こったとしても絶対に安心と思っていると、思わぬ落とし穴に落ちてしまうかもしれません。実は自動車保険の不払いの事例があることをご存知でしたか?

今回は実際にあった自動車保険不払いの事例を紹介しながら、対処方法などを紹介していきます。

実際にあった自動車保険不払いの事例を紹介

本来は不払いはあってはならないことですが、何かしらの理由により不払いが発生してしまうこともあります。まずは事例を見ながら、どのようなことが原因で不払いが発生しうるのか見ていきましょう。

1.物損破損保険による不払い事例

この事例は車に物損破損保険を掛けていた方の例です。物損事故により、車内に置いてあったゴルフクラブが壊れてしまいました。物損破損保険を掛けていたので保証を受け取れるものだと思っていたのですが、一向に保険金が下りてきません。保険会社に問い合わせたところ、「領収書がないと購入価格がわからないので、お支払いできません」と言われました。

しかし納得はいくはずがなく、辛抱強く交渉し、結局は当時の市場価格をゴルフクラブの販売店を聞いて、証明書を書いてもらい保険会社に提出したところ保険金が下りました。

2.大事なトラックにキズが・・・

トラックに一般車両保険を掛けていた方の例です。トラックを駐車しており、しばらく離れていました。戻ってくると車のボディに木の枝でひっかいたようなキズがありました。運転をしてキズをつけてしまったのか、誰かが意図的にキズをつけたのかわからなかったのですが事故報告をしました。

保険金が下りるだろうと思っていたら、保険会社から「どこでキズが付いたのかわからないものに対しては支払えません」との返答がありました。しかし、一般車両保険の場合はほとんどの発見キズは対象となります。

エコノミー保険の場合は条件により、発見キズは対象にならない可能性がありますが、今回の例は一般保険です。この事例の場合、「保険会社自身が保険金を支払いたくなかった」こと、もしくはオペレーターの知識不足が考えられます。この事例では、その後どうなったのか不明のままです。

最大13万件にもおよぶ自動車保険不払い

とある大手企業の話です。この問題は2014年2月6日に発覚し大きな話題となりました。対人臨時費用保険金、人身傷害臨時費用保険金、対物臨時費用保険金に関する保険の未払い問題が発覚し、件数は最大13万件でした。

実はこの不払い問題は対応の方法に原因があり、請求されていないものには支払わないというスタンスで行っていたそうです。つまり今まで受け取れた保険金が支払い漏れではないという認識で営業をしていたことになります。

3.適用内なのにミスにより保険金が受け取れなかった

自動車保険に入っている状態でバイクに乗り、事故にあい負傷してしまった方の例です。この問題は事故を起こした際に保険会社に連絡し、過失が0であることを言い弁護士特約をしてほしいと相談したところ「バイクは適用外です」と言われました。

しかしその後、バイクでも弁護士特約を受けられたことが判明しました。保険会社側は「間違った案内をしてしまい申し訳ありませんでした」のみの対応で補填などしてくれませんでした。

なぜ自動車保険不払いがおこるのか?

自動車保険の不払いはさまざまなシチュエーションがあります。

保険会社側のミス

意外と多いのがこの例です。事故などを起こしたとき、保険会社の窓口に相談すると思いますが、受けとる人によっては知識が不十分な場合が考えられます。コールセンターには知識が不十分または経験が浅い人材も一定数存在します。

保険会社としても十分な教育をしてはいますが、経験の部分は難しい側面があるでしょう。当然、経験がないからミスをしていいというわけではありませんが、オペレーターの勘違いにより受け取れる保険金が受け取れないのは大きな痛手となります。

請求されなかったので支払わなかった

保険適用される場面でも請求されなかったので保険金を支払わなかった例があります。請求をしないから保険金を払わなくてもいいというのは誠実さに欠けるように思う人がいたとしても仕方ありません。自動車保険を払っている側も相応の金額を払っていますし、安全や保障に対してお金で支払っているので得られるものは得るのが当然の権利と言えるでしょう。

契約内容の勘違い

契約書類

契約者側としての問題はこちらです。自動車保険の内容を勘違いしてしまい、保険適用されない例を適用されると思っている場合もあります。契約内容に沿わないのであれば不払いでも仕方ありません。しかし、契約者側としては納得のいく説明をしてもらう必要があるので、納得いかない場合は根気よく聞くか、弁護士と相談するなどの対応が必要です。

不払いではと感じた場合、自身でできる対処方法

もしも保険金の不払いと感じてしまった場合は面倒ではありますが、自身で対応する必要が出てきます。保険をかけているのですから、適用されるべきところは受け取れるようにしましょう。

納得のいく回答を得る

もしも、保険金を得られるのに保険会社から保険金が下りない場合は納得のいく限り、相手側からの説明を聞きましょう。この時点で不払いになる理由が納得できるのであれば問題ありません。コールセンターなどにいるオペレーターの知識や経験が不十分と感じたら、直属の上司などに受け答えしてもらうように交渉してみましょう。

請求するクセをつける

請求されないと保険金が下りないというのは、保険会社として不適切と考える方もおられるでしょう。しかし、自身でできることは可能な限りするクセをつけるのが、もっとも確実です。事故などを起こしてしまった場合は「この場合、保険金はどうなりますか?請求したいのですが」など一言付けるようにしましょう。

最終手段は弁護士や相談センターに相談

保険会社から納得のいく回答を得られず、請求をしているのに保険金が不払いの場合は弁護士か相談センターに相談するようにしましょう。しかるべき手順や状況を聞いてくれますので適切な対応ができます。弁護士や相談センターは第3者の立場ですので安心して相談することが可能です。

自動車保険に関する契約内容は難しい単語も多く、内容を理解するにも時間がかかります。特に社会人の場合は忙しいことも多いので、専門家に相談するのが一番でしょう。

不払い問題に巻き込まれないためには自身でも契約内容を理解すること

書類

自動車保険の契約内容は理解するのが難しい側面もあります。ただし、自身がどんな契約をしているのか理解する必要もあるのは事実です。基本的に自動車保険を検討している際にはどこまで保証されるのかをチェックするようにしましょう。

まとめ

自動車保険の不払いは、大きな問題としてニュースでも報道されました。保険会社側の不誠実な対応も一部存在しているため消費者側としても注意する必要があるでしょう。保険会社を選ぶ際は安全で安心できるところを選ぶように細心の注意を払ってください。

また、自動車保険の保険金を受け取らなくても済むように安全運転を心がけ、不意な事故やアクシデントにあってしまった場合は冷静に自動車保険を結んだ会社に電話しましょう。

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