車で一日を過ごす車中泊。ただ車中泊は外の環境や気温に影響を受けやすく、真冬の雪が降る中で寝ようものなら、そのまま凍死してしまうこともありえます。
今回は、車中泊に適した季節や環境などについて解説します。

車中泊とは

車中泊とは、読んで字のごとく車で寝泊まりすること。
例えば日を跨ぐような長距離ドライブの際などは、現地のホテルを利用しない限りは車中泊を行う事になるでしょう。そんな車中泊の特徴や欠点を最初に解説していきましょう。

車中泊のメリット

車中泊のメリットは「自由」かつ、「低予算でできる」という事でしょう。

流石に路上駐車のまま車中泊をしてしまうと、警察に見咎められる可能性もありますが、少なくとも車中泊が土地の管理者から認められている場所で行う限り問題視されません。また、ホテルのようにチェックイン・チェックアウトの時間を気にすることもありません。

準備や燃料代などが必要だとは言え、施設へ泊まる料金が必要ないというのは、車中泊のメリットと言えるでしょう。

しかし、そんな車中泊にはデメリットも相応に存在しています。

車中泊のデメリット

車中泊におけるデメリットは「居住性が良くない」事や、「車外環境に左右される」という事が挙げられます。
まず、車というのは基本的に移動するための乗り物であって、生活する場所ではありません。

キャンピングカーレベルの居住性が確保されているのであれば、ある程度生活することもできますが、それでもやはり居住性が高いとは言えません。特に普通乗用車で車中泊を行うと、っかり寝る場所や寝方を考えておかないと、エコノミークラス症候群になってしまう事だってあります。

そして次に車外環境の影響をモロに受けてしまうという事。繰り返しますが、車というものは居住性に秀でているわけではなく、また車体の軽量化や車体サイズと車内空間の確保のために「壁」と呼べる外装も薄く限られています。

そのため外気温の影響を受けやすく、外部の気温で車内気温も大きく変化してしまいます。暑さ・寒さ対策を別途行う必要があります。

車中泊に適した季節や環境とは

目的が「車中泊をすること」であるならば、外気温の影響対策を行うよりも、最初から外気温の影響を受けても快適に車中泊を行える季節や環境を選べばよいだけのことです。
車中泊に最も適している季節はずばり、春と秋です。理由は単純で、夏は暑く、冬は寒いためです。絶対とは言えないかもしれませんが、少なくとも真夏や真冬よりも快適に過ごせます。
春でちょっと暑いだけであれば、小型の電池式扇風機で十分涼しくできます。秋でちょっと肌寒いだけであれば、着込んだり毛布をかぶるだけで暖まります。

車中泊に適した環境

次に環境。これに関しては「騒がしくない場所」が最適です。
何より人通りのある場所だと人目が気になりますし、襲ってくる人だっているかも知れません。騒音で中々寝付けなかったりもします。

他にもパーキングエリアも車中泊に適した環境であると言えます。トイレを始めとした車中泊に必要なものも揃っていて、かつ駐車場もある。基本的には車で寄って休憩する場所であるため、騒音と言えるような騒がしさも無いのが好都合です。車中泊に適した条件が揃っています。

車中泊をする際におすすめなモノ

最後に車中泊におすすめのグッズや車種についてご紹介していきましょう。

クッション

まずはクッションです。
これは運転席に置いて腰痛対策になるようなクッションや、後部座席に置いて簡易ベッドにするようなクッションを指します。特に寝返りをうてないような寝床だと、エコノミークラス症候群の恐れがあるため、できるだけクッションや毛布などを用いて、寝返りができるような寝床を作る必要があります。

カーテン

お次にカーテン。
車中泊は人通りのある場所だと結構人の目を集めます。そこでカーテンを窓につけることで、外からの視界をシャットアウトできます。また、気持ち程度とは言え外部の気温も遮ることができます。

マスクとアイマスク

そしてマスクとアイマスク。
車の中というものは空気が乾燥しやすく、車中泊で喉を痛めてしまう可能性もあります。そのため、マスクがあると空気の乾燥の影響を受けにくくなります。

アイマスクに関しては、明るい場所で車中泊を行う場合必須と言えます。
またホットアイマスクというアイテムは目の周りの血行を良くしてくれるため、目の疲れを解消することができ、すっきりとした状態で目覚めることができるでしょう。

車中泊におすすめな車種

最後に車中泊におすすめな車種をご紹介しましょう。ダントツで最適だと言えるのは、ずばりキャンピングカーです。寝台と車内スペース、ある程度の断熱性、調理場などが揃っているため、普通乗用車と比較して段違いの居住性を確保しています。
ただ目立つ車種が多いため、目立ちたくない人には向かないかもしれません。

次にワンボックスカーやミニバンタイプの乗用車です。元々大人数を乗せたりすることを目的としたボディタイプのため、車内空間が広く、多少厚さのあるクッションなどを敷いても十分なスペースを確保することができます。限界積載量にも余裕があるため、必要な荷物を積みやすいというメリットもあります。

最後にSUV、こちらは主にアウトドア向けのため、キャンプ地や不整地などで車中泊を行う方におすすめです。ミニバンやワンボックスカー同様比較的車高が高く、積載スペースに余裕がある車が多くあります。市街地などを中心に移動するのであれば、ワンボックスカーやミニバン、郊外や不整地を中心に移動するのであれば、SUVと考えても良いでしょう。

まとめ

以上、車中泊に快適な季節と環境などについて解説しました。
どうしても夏や冬に車中泊を行いたい!という方は、最大限気温対策を行うようにしましょう。特に車に搭載されたエアコンに頼るよりも、小型発電機なりバッテリーなりを搭載した上で、冷暖房機器を利用したほうが快適に過ごせます。