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スズキ「ハスラー」など7万780台リコール。フロントシートベルトにたるみ(令和3年1月21日)

自動車メーカー

2021年1月21日、スズキは2017年1月31日~2020年10月22日の間に製造された「ハスラー」などのリコールを国土交通省に届け出ました。このリコールの対象となるのは、スズキ「ハスラー」・スズキ「ワゴンR」・マツダ「フレアクロスオーバー(ハスラーの姉妹車種)」の3車種、計7万780台です。

リコールの対象車両は、フロントシートベルトの組み立て指示が不適切であることで、内装部品のセンターピラートリムに挟まれ、当該シートベルトがたるんで組付けられているものがあるという不具合があります。これにより、衝突時にベルトのたるんでいる分が引き出されることで乗員拘束が遅れ、怪我の程度が大きくなってしまう恐れがあります。
この不具合に対し、スズキは全車両のフロントシートベルトを点検し、たるんで組付けられているものは正規の位置に修正するとのことです。

この不具合はスズキ社内からの情報により発覚しましたが、報告された不具合はなく、事故は起きていません。

車名/通称名型式対象車の車台番号対象車の製作期間対象車の台数
スズキ/ハスラー4AA-MR52SMR52S-100112~MR52S-121571令和元年12月26日~令和2年10月22日19,684
5AA-MR92SMR92S-100094~MR92S-150598令和元年12月24日~令和2年10月22日42,489
スズキ/ワゴンRDBA-MH35SMH35S-671212~MH35S-671588平成29年3月1日~平成29年4月1日376
DAA-MH55SMH55S-700466~MH55S-705537
MH55S-901016~MH55S-903779
平成29年1月31日~平成29年4月1日
平成29年1月31日~平成29年3月31日
3,470
177
マツダ/フレアクロスオーバー4AA-MS52SMS52S-100002~MS52S-101081令和2年1月29日~令和2年10月16 日1,078
5AA-MS92SMS92S-100786~MS92S-104322令和2年2月19日~令和2年10月20 日3,506
計3車種計6型式製作期間の全体の範囲
平成29年1月31日~令和2年10月22日
計70,780台

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リコールとは

リコールとは、自動車の構造や装置、又は性能が自動車の安全上において、道路運送車両法の保安基準に適応しなくなるおそれがある状態、又は適応していない状態であることが発見され、その原因が設計又は製作の過程にある場合に、その旨を製造メーカーが国土交通大臣に届け出て、自ら自動車を回収し無料で修理する制度のことです。

リコール対象だったときはどうする?

自分の愛車がリコールの対象になった場合は、どのような問題が出るか分からないので、出来るだけ早く修理した方が良いでしょう。