人気の軽自動車、廃車方法は?

最近、軽自動車の売上が上向き傾向にあるのをご存知でしょうか?

消費税増税からの自動車税負担の懸念、未婚率の上昇、若者の高級車志向離れなど、その原因はさまざま言われています。

ソニー損害保険株式会社が2018年10月19日~10月22日に行った「全国カーライフ実態調査」によると、【今乗っている車】で最も多かったのは「軽自動車」でその割合は全体の34.9%。

軽自動車の人気が高まる日本ですが、インターネットで目にする廃車手続方法は、普通車の説明をしているものが多いようです。

そこで、今回は軽自動車に焦点を絞った廃車手続について解説していきます。

まずは廃車の方法について知る

軽自動車の廃車手続きは普通車よりも簡単で、自分でする人も多いようです。

軽自動車の廃車には、「自動車検査証返納届」と「解体返納」があります。いわゆる、一時抹消と永久抹消と言われるものです。

「自動車検査証返納届」は一時的に使用を中止する方法で、またいつか車を使用する可能性がある場合はこちらの手続を行います。

「解体返納」は永久に車を使わずスクラップする場合に行う手続きです。

まずは自分がどちらの手続きを行うのか、はっきりと理解しておきましょう。

「自動車検査証返納届」の場合の廃車手続き

自動車検査証返納届の場合、軽自動車検査協会で手続きを行います。

よく廃車は陸運局で行うということがインターネットに書かれていますが、陸運局は普通自動車の場合なので注意しましょう。

手続きには以下の書類が必要です。

  • 車検証原本(コピー不可)
  • 自動車検査証に記載の使用者の印鑑
  • ナンバープレート
  • 自動車検査証返納証明書交付申請書・自動車検査証返納届出書(軽第4号様式)
  • (事業用としてお車を使用している場合のみ)事業用自動車等連絡書
  • 軽自動車税申告書

印鑑は、個人だと認印または署名で問題ありません。法人の場合は、代表者印または署名が必要です。

ナンバープレートが無い場合には、車両番号標未処分理由書の提出が必要となり、使用者の押印または署名が求められます。

自動車検査証返納証明書交付申請書・自動車検査証返納届出書は、軽自動車検査協会のHPでダウンロードするか軽自動車検査協会事務所・支所の窓口等で入手してください。

自動車税申告書についても協会事務所・支所・分室近隣の関係団体の窓口で受け取れます。

さて、手続きが終わったところで、車両を運んでもらわなくてはなりません。

知り合いにやってもらったり、カーディーラーや廃車買取専門業者の頼んだりといくつか方法がありますが、自分に合った方法を選びましょう。

「解体返納」の場合の廃車手続き

解体返納は基本的にスクラップ解体を前提とした廃車です。

解体返納の場合は、自動車検査証返納届の場合と順番が逆で、先にスクラップを行います。

スクラップを行う場合は、自動車スクラップを行っている工場に車をもっていきましょう。これもカーディーラー、廃車買取専門業者といくつか依頼先の候補があります。

近くにスクラップ工場がない場合は、どこかに依頼することを強くおすすめします。

スクラップが終わった後は、使用済自動車を引き取った事業者(引取業者)から、解体が完了した旨(解体報告)の連絡をもらいましょう。

解体報告を受けたら、軽自動車検査協会に行き、手続きとなります。

その際の必要書類は以下のとおりです。

  • 車検証原本(コピー不可)
  • 使用者の印鑑
  • 所有者の印鑑
  • ナンバープレート
  • 使用済自動車引取証明書
  • 解体届出書(軽第4号様式の3)
  • 軽自動車税申告書

自動車検査証返納届と重なる部分は、省略して説明します。

廃車する車の使用者と所有者が異なる際、所有者の印が必要です。

使用済自動車引取証明書は、軽自動車を引き渡した際、引取業者から交付されます。「使用済自動車引取証明書」に記載されているリサイクル券番号(移動報告番号)の記入が必要ですので、忘れないようにしましょう。

解体届出書(軽第4号様式の3)は軽自動車検査協会のHPでダウンロードするか軽自動車検査協会事務所・支所の窓口等で入手してください。

自動車税は還付対象にならない

廃車すると、還付金を受け取ることができます。還付金の対象となるものは、

  • 自動車重量税
  • 自賠責保険
  • 任意保険

です。

実は普通自動車の場合、「自動車税」も還付の対象となりますが、軽自動車の場合は自動車税は還付対象となりません。軽自動車の税金は「軽自動車税」と呼ばれ、自動車税と違って月割りで課税・還付する制度がないそうです。

まとめ「専門業者に委託するのがベストな選択」

軽自動車の廃車手続きいかがでしたでしょうか?

普通車に比べて簡単とはいえ、車をスクラップ工場に持って行ったり、書類を用意して軽自動車検査協会に行って手続きをしたりと、それなりに手間がかかります。

今後のために廃車手続きを経験しておきたいなどの理由がない限り、出来るだけ廃車買取専門業者に任せるのが良いでしょう。

廃車買取専門業者はほとんどの手続きの代行を依頼できる上に、廃車の買い取りもしてくれます。

上手くいけば、手続きを丸投げできて、お金がもらえることも。

軽自動車の廃車を検討している人がいたら、ぜひ、一度専門業者に見積もりなどを依頼することをおすすめします。